モルドバ外務省は22日、「(東部の親ロシア派支配地域)沿ドニエストルでロシア語を話す住民が抑圧されている」とロシア軍幹部が主張したのを受け、駐モルドバ・ロシア大使を呼んで「深刻な懸念」を表明した。ロイター通信が伝えた。  外務省は声明で「(幹部の)発言は根拠がなく、モルドバの主権と領土一体性を支持するロシアの立場と矛盾する」と指摘。その上で「モルドバは中立的な国家で、その原則は(ロシアにも)尊重されなければならない」と不快感を示した。 【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 モルドバ、ロシアに懸念表明=「住民抑圧」根拠なし