【ワシントン時事】米国防総省高官は18日、ウクライナに侵攻したロシア軍について「現在、76部隊(大隊戦術群=800~1000人)が南部と東部に集中している」との分析を明らかにした。先週より11部隊増強され、ウクライナ東部のドンバス地方にヘリコプターの支援部隊や迫撃砲、装備などを移動させているという。記者団に語った。  同高官は、ロシア軍の態勢について「彼らは北部で戦闘継続に失敗したことを教訓にしているのは明らかだ」と述べた。また、東部の開けた地形などを念頭に機甲部隊などを増強しているとの見方も示した。  同高官によると、ロシア軍による空爆はほとんどが東部で行われている。ロシア機は過去24時間に200回出撃したという。 【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 ロシアの76部隊が東部などに集中=空爆も続く―米高官