【ワシントン時事】米国務省は12日、各国の人権状況をまとめた2021年版の報告書を発表した。ウクライナ東部ドンバス地方の一部を支配下に置く親ロシア派武装勢力が「広範囲にわたり一般市民に危害を加え、身体的虐待に及んだ」と指摘した。  報告書では「政治的な都合に合わせ、ウクライナ東部の暴力の水準をロシア政府が管理している」と説明。政府軍と親ロ派武装勢力が戦闘を始めた14年から21年6月までに、少なくとも1万3000人を超える人々が殺害されたとしている。 【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 ウクライナ東部で人権侵害=ロシアが「暴力管理」―米政府報告書