日大前理事長脱税事件 日本大学前理事長田中英寿被告(75)が業者などから受領したリベートを税務申告せず、所得税計約5200万円を脱税したとされる事件。医学部付属病院の建て替え工事をめぐり大学資金が流出した背任事件の捜査で発覚した。同被告は昨年11月の逮捕後、13年間務めた理事長を辞任した。  田中被告をめぐっては側近重用などで大学を私物化したとの批判が絶えず、日大は昨年12月の記者会見で「永久に決別し、影響力を排除する」と宣言。脱税、背任事件を受け、日大の2021年度の私学助成金は全額不交付となった。(了)【時事通信社】
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