【サンパウロ時事】南米ペルーで急進左派政権を率いるカスティジョ大統領は4日、就任わずか4日目のバレル首相を更迭する意向を表明した。1日発足の新内閣で首相に任命された国会議員のバレル氏は家庭内暴力(DV)疑惑が持ち上がっており、野党が多数を占める国会で辞任を求める声が高まっていた。  RPPラジオによると、カスティジョ氏は「私は内閣を改造する決断を下した。われわれは前進せねばならない」と強調した。ただ、詳細については触れなかった。バレル氏をめぐっては、2016年に当時の妻と娘に暴力を振るい、警察沙汰になったことを地元メディアが報道。本人は否定しているが、4日に国会議長が辞任を勧告し、複数の新閣僚も同調していた。 【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 ペルー大統領、就任4日目の首相更迭へ=DV疑惑で批判高まる