「1票の格差」が最大2.08倍だった昨年10月の衆院選は投票価値の平等に反し違憲だとして、弁護士らのグループが近畿6府県の選挙無効を求めた訴訟の判決が3日、大阪高裁であり、太田晃詳裁判長は「違憲状態」と判断した。無効請求は棄却した。  昨年衆院選での1票の格差をめぐる訴訟の判決は3件目。違憲状態の判断は1日の高松高裁判決に続き、2件目となった。 (了)【時事通信社】
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記事名:「 昨年衆院選「違憲状態」=1票の格差、3件目判決―大阪高裁