スバルが過去最高の2位に入った。前回は予選となる東日本実業団駅伝で途中棄権し、「お膝元」で開催される大会への連続出場が20年で止まった。2年ぶりの舞台は逆境からの躍進となり、主将の梶谷は「力を出し切れば入賞できると思っていたが、ここまで来られたのは驚き」とうれしい悲鳴を上げた。  連続出場が途切れたのを機に危機感が高まり、選手同士が切磋琢磨(せっさたくま)できたという。中でも目を見張る成長を遂げたのが、エース区間の4区でチームを6位から3位に浮上させた清水。股関節のけがに苦しむこともあった25歳について、奥谷監督は「一番のサプライズ。成長曲線がとんでもない」と頼もしそうだった。(了)【時事通信社】
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記事名:「 スバル、逆境からの躍進=全日本実業団駅伝