銀行から融資金をだまし取ったとして、詐欺罪に問われた太陽光発電関連会社「テクノシステム」の元専務小林広被告(67)の初公判が17日、東京地裁(向井香津子裁判長)である。  起訴状によると、小林被告は社長の生田尚之被告(47)=詐欺罪と特別背任罪で起訴=らと共謀し、昨年5~7月ごろ、太陽光発電設備の開発設計のための融資を得る名目で、阿波銀行(徳島市)に虚偽の書類を提出するなどして約7億5800万円をだまし取ったとされる。  生田被告の公判のめどは立っていない。(了)【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 テクノ社元専務の初公判=融資金詐取―東京地裁