ともに1敗同士で迎えた韓国戦。1次リーグの大一番で、ロコ・ソラーレの日本女子は2018年平昌五輪銅メダリストの勝負強さをいかんなく発揮した。  平昌五輪の準決勝で惜敗した宿敵との再戦。第1エンドから集中していた。相手のミスに乗じてガードの裏に石をため、スキップの藤沢が円心にドローを決めていきなり3得点。これで勢いに乗った。  ピンチを迎えても精度の高いショットで耐え抜き、大きな白星をつかんだ。藤沢は「ターニングポイントの試合だったと思う。全員が落ち着いてショットに集中でき、我慢強く戦えた」と笑顔で語った。  1次リーグ残り2試合で単独首位となり、1位突破での五輪切符獲得へ前進した。サードの吉田知は「ベストパフォーマンス自体はまだできていない。残り2戦で見てもらえるように頑張りたい」と先を見据えた。(レーワルデン時事)【時事通信社】
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記事名:「 日本女子、大一番で勝負強さ=カーリング五輪最終予選