国営諫早湾干拓事業(長崎県)をめぐり、国が漁業者に潮受け堤防排水門の開門を強制しないよう求めた請求異議訴訟の差し戻し控訴審の進行協議が27日、福岡高裁であり、岩木宰裁判長は国と漁業者側の和解に向けた協議を打ち切った。12月1日に口頭弁論を開いて結審し、年度内に判決が言い渡される見通し。
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 諫早湾訴訟、年度内に判決=和解向けた協議打ち切り―福岡高裁