大相撲の横綱照ノ富士が2日、東京都内で相撲記者クラブの代表取材に応じ、現役を引退し間垣親方となった同じモンゴル出身の元横綱、白鵬について、「本当に長い間、お疲れさまでした」と感謝の言葉を述べた。  照ノ富士は、白鵬の父のムンフバトさんがその素質に注目したことがきっかけで、来日につながった。「(白鵬は)角界に入る道をつくってくれた先輩で、本当に恩返しをしたいと思って一生懸命だった」と振り返った。  今年名古屋場所の千秋楽に全勝同士で激突、最後の相手となり「その経験も生かしたい」。白鵬に後を託され、「簡単なことではないが、自分なりに頑張っていきたい。相撲協会を引っ張っていかないといけない」と改めて決意を表明した。 【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 照ノ富士「自分も引っ張る」=白鵬引退で決意新た―大相撲