加藤勝信官房長官は29日の記者会見で、中国の不動産大手、中国恒大集団の経営危機について、「市場関係者の見方としては、中国の一企業の案件が世界的な金融危機に結び付くという見方はされていないのではないか」との認識を示した。その上で「中国経済の動向等をしっかり注視していきたい」と述べた。  日本の金融機関については「充実した資本基盤を維持している。金融システムは総体として安定している」と強調した。 【時事通信社】 〔写真説明〕加藤勝信官房長官=28日、首相官邸
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 世界経済への波及に否定的=加藤官房長官