人気クラフトビールブランド「SPRING VALLEY(スプリングバレー)」から、夏限定ビール『SPRING VALLEY サマークラフトエール<香>』が登場。夏にぴったりな味わいだけれど、これまでの夏ビールとは一線を画すというその味をたしかめてみよう。

希少ホップで生み出したトロピカルなアロマ。アルコール分は4.5%と軽め

キリンビール(東京都)の「SPRING VALLEY」は、2021年3月に一般ユーザー向けに立ち上げられた、飲みやすさと個性の両立を目指すクラフトビールブランド。ビール通もビールが苦手な人もおいしく飲める酒造りをしている。基盤商品である「SPRING VALLEY 豊潤<496>」は、これまでのビールの概念を変えるような味わいという声もあるほどだ。

そしてこの夏の限定ビールとして発売されたのが『SPRING VALLEY サマークラフトエール<香>』(350ml缶/500ml缶・希望小売価格 税込272円/税込363円・2023年6月13日/7月18日発売※予約受注品・夏季限定/アルコール分4.5%)。従来の夏ビールの特徴であった「キンキンに冷やして喉の渇きを潤す」とは全く違う、夏らしい香りと味わいで魅了するクラフトビールである。

キリンの醸造所「スプリングバレーブルワリー」創立時から活用してきた希少なギャラクシーホップを使用

ビールの香りや苦味を決めるホップには、オーストラリア産の希少ホップ「ギャラクシーホップ」を使用。トロピカルフルーツやパッションフルーツなどを思わせる華やかな香りと柑橘類の爽やかさが特徴で、まさに夏ビールのために生まれたホップだ。

ビアスタイルは、一般的にアルコール度数が低いエールビールである「セッションエール」を採用。アルコール度数は、4.5%に設定されている。同ブランドのビールと比べて1~1.5%ほど低く造ることで、飲みやすさを重視したというわけだ。(同ブランドの「SPRING VALLEY 豊潤<496>」はアルコール分6%、「同 シルクエール<白>」はアルコール分5.5%)

原材料は、麦芽とホップだけ

パッケージは、爽やかな薄緑色カラー。ブランドエンブレムと合わせると、上品ながらも南国のようなポップなデザインに見えてきた。

『SPRING VALLEY(スプリングバレー) サマークラフトエール<香>』ゴクゴク飲んでしまうのはもったいない、特別な夏ビール

グラスに注ぐと、その瞬間から溢れてくる華やかな香り。麦が主体のビールとは違う、凛としたシャープさと甘さを感じる。たしかにトロピカルフルーツを思わせる香りだ。

味わいには、深いコクと奥に広がる華やかな風味、そしてほどよい苦味を感じる。大麦の旨味がしっかりとあり、エールビールらしい飲みごたえだ。ゴクゴクと飲む夏ビールとは違い、ワインのような複雑な味わいが楽しめる仕立てとなっている。

では、なぜ同社があえて夏ビールとして発売したのか。それはトロピカルな香りともう1つ、後味に残る清涼感だろう。後味に大麦の余韻を感じつつ、どこか爽やかさが感じられるのだ。キンキンに冷えたビールも最高だが、夏でもしっかりとした味わいが楽しめるビールだと思う。

味が濃く苦味が残らないので、さっぱりとした食事ともよく合いそうだ。

スーパー・コンビニなどの酒類取扱店で発売中。

公式サイトはこちら

※お酒は20歳になってから

情報提供元: おためし新商品ナビ
記事名:「 【缶ビール】夏に華やぐ限定クラフトビール『SPRING VALLEY(スプリングバレー) サマークラフトエール』を飲んだ