冬です!雪です!スノーレジャーの季節です!

こたつで過ごす冬も良いですが、せっかくならこの季節ならではの楽しさを味わいたいですよね!今、ご家族で雪遊びを計画中の方も多いのでは…?

しかし意外と難しいのがキッズ達の服装スノーウェアはどういうのを選べばいいの…?他に何を持って行けばいいの…?と悩ましいもの。

この記事では、スノーレジャー初参戦のお子様も、寒さに関するストレスなく思いっきり雪を楽しめる服装のコツをズバッとお答えします!

スノーウェア

まず 何といっても大事なのがスノーウェア! スノーウェアを着ないことにはスノーレジャーは始まりません。

なぜスノーウェアが必要なのか?

スノーレジャーをする上で大切なのは 「防寒・防水」 です。晴れていても雪の上は冷たく、また子供は雪の上に直接座ることも多いので思った以上に濡れてしまいます。すると 体の熱が奪われ、低体温症の危険 が生まれます。

そのため、 保温性 があり、 防水性・防風性 に優れたウェアが必要になるのです。具体的には 、下記のようなウェアが望ましい です。

  • ポリエステルやナイロンなどの 化学繊維の中綿 が入っている
  • 防水性の高い表地 を使っている

年齢別おすすめスノーウェア

● 赤ちゃん~3歳(オムツの時期):つなぎタイプのウェア

赤ちゃんから3歳くらいまでの乳幼児期は、 つなぎタイプのスノーウェア がおすすめ です。

雪で転んだり、コロコロ寝っ転がったり、ハイハイしたり と自由な赤ちゃん。

つなぎタイプは、上下が繋がっているため お腹や背中から雪が入りません。80サイズ位から売られている ので、 たっちが出来るくらいの赤ちゃんの頃から安心して雪遊びができます

つなぎタイプはトイレが大変ですが、この時期は多くの赤ちゃんがオムツです。赤ちゃん自らトイレで、よいしょよいしょとウェアを脱ぐことはないため、問題ないでしょう。

【赤ちゃん~3歳 おすすめつなぎスノーウェア】

● 3歳~6歳(オムツ外れの時期):トイレの機能性のあるつなぎタイプのウェア

1人でソリや雪だるまづくりが出来るようになってくるこの時期。それでも、まだまだ雪の中を転げ回って遊ぶことが多いです。

なので、 3~6歳もつなぎタイプのウェア が望ましい でしょう。

ただ、この頃にオムツを卒業してパンツデビューするお子さんも多いです。そう…。前述のように つなぎのウェア だとトイレが大変…!

そこで、 トイレの機能性の付いたウェア を選びましょう。

  • 股下(足首~股~足首) にジッパーがあり フルオープンできる もの
  • お尻の部分 がチャックで 開くタイプ のもの

を選ぶと、ウェアを 脱がなくてもトイレが出来る ので楽ちんです。

【3歳~6歳 おすすめ機能性つなぎスノーウェア】

試着して、 お子さん自身で着脱しやすそうなもの をお選びください。

● 小学生以上:セパレートタイプのウェア

小学生以上になれば、動きはさらに活発になります。この頃からスキーやスノーボードを始めるお子さんも多いので、 動きやすさをプラスしたスノーウェア 選び が必要になってきます。

おすすめは、 トップスとパンツが分かれたセパレートタイプのウェア です。

セパレートタイプは 着脱のしやすさ がメリット。休憩時の体温調整やトイレが楽です。

雪のウェア内への侵入が気になる場合は、 ハイウエストのズボン を選ぶと良いでしょう。ずり落ちにくく、着脱が簡単な サスペンダー付き のものも売られています。

上下別に買って自由に組み合わせることが出来るのもセパレートタイプの嬉しいところですね♪

【小学生以上 おすすめセパレートタイプスノーウェア】

レンタル等の利用

スノーウェアはけっこういいお値段がします…。成長に合わせて裾などのサイズ調整ができるウェアが多いですが、それでもすぐに サイズアウト してしまいます。

なので、 スキー場で年に数回しかスノーレジャーをしないなら、レンタルでも良い でしょう。

また、 フリマを使うのも手 です。よく探せば、数回しか着ていない新品に近いウェアが安価で売られていますよ♪

スノーウェアの下は何を着る?

インナー

トップス

子供は 動き回るのですぐに汗をかきます。 インナーには、 汗を吸いやすく乾きやすい素材のもの を選んでください。 ポリエステル素材がおすすめ です。綿100パーセント製品は、汗が乾き難く冷えやすいので避けましょう。

ボトムス

下半身も乾きやすい 化繊のレギンス などがおすすめです。

下着

吸湿速乾素材のものがベストですが、長時間の雪遊びで無いならば普段使いのもので良いでしょう。

中間着

スノーウェアとインナーの間に着る中間着。 おすすめはフリース です。 軽くて暖かい フリースは、 濡れても乾きやすい ので安心。 薄手のもの でOKです。

靴下

厚手のハイソックス にしましょう。加えて、 脱げにくく速乾性の高いもの を選んでください。スキー専用の靴下がおすすめです。

ブーツ

防水性のあるスノーブーツ を選んでください。長靴では足が冷え、滑りやすいので危険です。 内側がボアやフエルトの暖かい素材で、すねぐらいまでの高さ があれば、雪が侵入しにくく暖かいです。

小物類

帽子

肌に直接触れても暖かく感じる、 ニットやフリース素材 を選びましょう。耳の冷えを防ぐため、 耳当て付き のものが好ましいです。

グローブ(手袋)

防水性と保温性の高いグローブ が基本的な選択肢。5歳くらいまではミトンタイプのものが着脱しやすいです。

日常的に使用する毛糸やフリースの手袋は暖かいですが、雪遊びでは濡れて冷えの原因になるので避けてください。

ネックウォーマー

首元が暖かいか寒いかで、体が感じる冷えは大きく変わります。 ネックウォーマーがあるとなお良いでしょう。

スキーやスノーボードをやる場合、マフラーは不向きです。使用する場合は、外れないように注意してください。

サングラス・ゴーグル

晴れた雪の上は かなり眩しい です。 目を守るため、 サングラスやゴーグルをしましょう。

乳幼児期は ズレ落ちない ひもタイプ がおすすめです。

【おすすめ!「サングラス本体・大小のヒモ・つる・耳クッション」5点セットのキッズ用サングラス】

サイズ調整できるので、赤ちゃんの時から長い期間使えます。我が家も重宝しています!

ちなみに、サングラスやゴーグルは、当日現地で初めてかけると嫌がるお子さんもいるので、日常生活で慣れておくと安心ですよ♪

スパッツ(ゲイター)

今売られているスキーウェアは、裾に雪が入り込まないようにスノースカートが付いているものが多いです。

それでもソリをやると、 雪が入る ことがあります。ウェアの裾をブーツにしっかり被せていても、めくれてくるのです…。

そんな時の 救世主がスパッツ! スパッツで足元をガードすれば ほぼ確実に雪をブロック できます。

しかも、 足元が汚れてもスパッツだけ洗えばいい からお洗濯もラクチン♪ありがたやありがたや。

雪遊びの注意点

着替えの用意

インナーが蒸れて湿ることある ので、着替えを持って行きましょう。特に靴下は忘れずに!必ずと言っていいほど湿っています…。

名前を書こう

ソリやスコップなどの持ち込んだ遊び道具には、 大きくマジックで名前を書きましょう。 とくに ソリは形も色も似ている ものが多いので、他の方の私物と間違えやすいんです。

トイレの罠

雪の上は寒いので トイレの回数が増えます。

しかも、雪遊び中のトイレは、

  • トイレのあるレストハウスまで 意外と歩く(遠い)
  • 雪の上で うまく歩けない ので、いつもより時間がかかる
  • 建物付近が凍っている こともあるのでいつもより慎重に歩く
  • よってなかなかトイレに着かない
  • やっと着いても トイレが妙に混んでいる
  • やっと個室に入れても ウェア の着脱が 普段着の時よりも 時間がかかり絶望する

という 魔のトラップ があります…。ある意味ホラーですね…。

子供が 「トイレ行きたい」と言ってからでは間に合わない こともあります。親は 早めの声かけ、こまめな声かけ を心がけましょう!

パンツデビューしたてで心配な場合は、スキーの時だけオムツをはかせると安心です♪

こまめな休憩を

楽しく雪遊びをするには、 体を冷えさせないこと が大切です。特にお子さんは夢中になりすぎてしまうことがあります。レストハウスでこまめな休憩と 水分 を取り、体の状態を整えましょう。

さあ、準備を整え、雪の野原に飛び出そう!

スキーウェアの準備はちょっぴり大変ですが、それを上回る楽しさ が待っています。

ぜひ今年の冬はご家族みんなで雪遊びを楽しんでください!


fudo2020

余暇プランナー

元々都会育ちですが、登山にハマったのを機に長野県に移住しました。里山暮らしを家族4人で楽しんでます!登山やキャンプが趣味。テントを張って自然の中でダラダラするのが好きです。森の中で昼間から飲むお酒とか最高ですよね。旅も好きで、独身時代にはカナディアンロッキーをバンで寝泊りしながら、山を巡る旅をしたりしました。

【思いっきり冬を楽しもう♪】はじめてのスノーレジャー!子どもの服装はどうしたらいいの?

情報提供元: YOKKA
記事名:「 【思いっきり冬を楽しもう♪】はじめてのスノーレジャー!子どもの服装はどうしたらいいの?