舞台「あんスタ」のゲネプロ前に囲み会見が開催


 舞台「『あんさんぶるスターズ!オン・ステージ』~Take your marks!~」(演出:赤澤ムック)ゲネプロが5日、東京・渋谷のAiiA 2.5 Theater Tokyoで開かれ、初日直前のキャストたちが、その仕上がり具合などを関係者向けに披露した。


  2015年4月にリリースされ200万ダウンロードを突破している人気スマートフォン向けゲームアプリ『あんさんぶるスターズ!』が原作。16年6月に舞台第1作目が上演されたがチケットは追加公演も含めて即完売する大反響の舞台が再び帰ってくることとなった。綺羅星のごとき才能にあふれた若者たちを、代々育成し輩出してきた由緒あるアイドル養成学校「私立夢ノ咲学院」を舞台に個性豊かな登場人物たちの成長を描く作品となっている。


 本作では、前回の舞台の続編という位置づけ。前作で夢ノ咲学院を改革すべく鮮烈なパフォーマンスで『紅月』に勝利したスバルたちが所属するユニット『Trickstar』。しかし、学院に“皇帝”として君臨する生徒会長・英智より、突然のユニット解散命令が下されることとなり……。


 ゲネプロ前には明星スバル役・小澤廉、氷鷹北斗役・山本一慶、遊木真役・松村泰一郎、衣更真緒役・谷水力、天祥院英智役・前山剛久、朔間零役・小南光司、守沢千秋役・佐伯亮がメディア向けに囲み会見を開いた。


 記念撮影から7人で「あけましておめでとうございます!」と、声を合わせ報道陣からのさまざまなポーズへのコールに応えたりと、和気あいあいといった感じでスタート。


 初日への意気込みを尋ねると、小澤は「1作目を超えようと自分たちを鼓舞しています!日々のけいこを自信に変えて本番は全力で挑もうと思っています」と、気合十分といった感じで、松村も「前回と同じクオリティーではいれないと自分を鼓舞しながらけいこ場を過ごしていました。前回の遊木真が星3だったら今回は星4、5となれるように頑張っていきたい」と、うなずいた。


 作品の見どころへ、小澤は「今回は解散危機が描かれているんですが、僕はほかでアイドルをしていて、リアルに描かれているなって。ちょっと暗いストーリーもありますが、僕達は頑張って演技をしているのでストーリーも楽しんでもらえれば」とオススメしたり、山本は「舞台オリジナルの歌だったりがあるので、『オン・ステージ』だからこそできる、そういう新しいものが生まれていって、どんどん『あんさんぶるスターズ!』が大きくなっていくところです」とのこと。


 続けて「前回よりお芝居パートが増えています」(前山)、「それぞれのキャラクターの特色が描かれています!」(谷水)「ライブシーンもダンスもパワーアップしています。泣ける部分もあるし見どころは全部です!」(小南)「『流星隊』として5人のパフォーマンスはしんどいですけど、本当に激しい動きがあるので、そこも観てもらえれば」(佐伯)とそれぞれアピールしていた。


 そして、「後に続けるような良い加速に乗れるような作品にできたらと思っています!」と、山本が今後へつなげるために思いを口にしたり、小澤は「ストーリー的には感動して泣きそうになるシーンもあるし、ライブシーンではキラキラな僕達が観れたり、感情の振れ幅がたくさんある舞台です。心に残るような舞台にしようと思っています!」と、呼びかけた。


 ゲネプロでは、囲み会見で予告されていたとおり新曲ありだったり、歌にダンス、感情が揺れ動く芝居とさまざまに盛り込まれるなか、キラキラがあふれるステージングとなった。


 舞台「『あんさんぶるスターズ!オン・ステージ』~Take your marks!~」東京公演は5日から15日までAiiA 2.5 Theater Tokyoにて、大阪公演は25日から29日まで梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて上演!





情報提供元: News Lounge