鈴木亮平「俺が変態仮面だ!」


 俳優・鈴木亮平(33)と女優・清水富美加(21)が25日、東京・新宿バルト9で映画『HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス』(監督:福田雄一/配給:東映)~アブノーマルナイト~イベントを原作者のあんど慶周氏とともに開いた。


 あんど氏が生み出したパンティをかぶったその興奮の力で覚醒し悪を倒すヒーロー・変態仮面が再び劇場に登場!パンティが完全に消えた世界という危機を前に、変態仮面へ最強の敵が立ちはだかる……。


 満員の会場に拍手で迎え入れられた3人。鈴木は早速、得意の英語を使い、「アブノーマルナイトということは、日本語にするとヘンタイの夜ということです!みなさん、ナイス変態!!」と、意気揚々。さらに、場内には6歳という女の子が変態仮面の衣装を来て観劇しており、その子から「面白かった!」との声も飛び、3人とも嬉しそうに笑顔を見せた。


 一方の清水は、どこか舌がもつれたようなしゃべり方をしていたが、劇場で売っている本作関連の激辛ホットドッグを食べたためといい、「アブノーマルな夜に記者さんの心配をしている場合じゃない。ヤバイ見出しにしてください」と、この後、どんな口がすべって爆弾発言してしまうことも辞さないコメントが。


 あんど氏からは、この変態仮面というキャラクターがどうやって生まれたのかという制作秘話の話にもなり、「小学生のころに兄とお風呂に入るときに、パンツ一丁で引っ張り合って肩にかかったら面白いと引っ張り合ってたんです。実際にはできなかったけど、大きくなって漫画家になって、パンツを引っ張って、肩にかけるということをやったら読者は笑うだろうと思って」と、秘話を明かすと、鈴木は「パンツをかぶるのが先じゃなかったんですか?」と、ツッコむ。


 すると、あんど氏は、「“おいなりさん”が先行で、パンティをかぶるのは後なんです。最初は“おいなりさん”ありきなんです」と、解説し、清水は「“おいなり”先行なんですね」と、こともなげに言い、これには場内も大爆笑。ついには鈴木が、清水の衣装についていたものを指し「“おいなりさん”じゃないの?」とからかい出し、清水はむくれながら、「おいなりじゃないですよ!」と返したが、カメラマンがフラッシュを光らせまくったため、「パシャパシャじゃないよ!」と、食って掛かる一幕も。


ビューティフルスタイル


 さらに、あんど氏は、変態仮面について、「好感度を狙ったうえで格好いい優しいというので、それで僕が思ったのが、1つは腰を入れることだったんです」と、ポーズをとると、清水は、「わぁ変態だぁ!」と大興奮。鈴木はそんなあんど氏のことを意識していたそうで、「1のときはいかになぞるかを考えていたんです。それでコンビニで原作のポーズを1ページ1ページスキャンしてファイリングしてました。2では、それにとどまらず、先生が変態仮面だったらこれするよというのを考えたんです。先生の頭を飛び越えて、『俺が変態仮面だ!』というので、原作にはないポーズをとったんです。スキャンしたデータをデータ化して、スマホに全部入れて、フォルダに分けて、クロスアウトのときのポーズとか。僕の中ではストロングスタイル、ビューティフルスタイルに分けられると思います」と、相当に研究し尽くした姿を見せていた。


 また、本作の海外展開の最新状況を聞かされた清水は、「海外に広がっているのも嬉しいし、世界中に変態がいる証明にもなった。人類イコール変態ということで、この映画が響かないわけがないという証明になると思うんです。もっと広がれと思うんです!」と、使っている単語はアレだったが、熱弁を振るい、鈴木に向かって、「もしこの作品に海外で賞をあげようとかとなったらレッドカーペットを変態仮面姿で歩いてください!」と、リクエスト。すると鈴木もノリノリで、「もしこれがアカデミー賞ノミネートされることがあったら変態仮面でレッドカーペットを歩きますよ」と、応じて沸かせていた。


 あっという間に時間が過ぎ、清水は、「アブノーマルなことあんまり言ってない!もっとアブノーマルなこと言えますよ!!」と、前のめりな姿勢を見せつつ、鈴木は、「この映画はつくり上げるのが、本当に難しい映画で、みんなのスケジュールが忙しいうえに変態な映画に出てくるのか?僕自身は体づくりが間に合うのか?変態とついて学校は貸してくれるのか?この中には僕らには全員の本気が詰まっているのでこれからも愛してもらえれば」と、アピールしていた。


 映画『HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス』は絶賛公開中!




鈴木亮平


清水富美加


あんど慶周


普通の立ち方


変態仮面の立ち方

情報提供元: News Lounge