現在公開中の映画『ボヘミアン・ラプソディ』。実在したイギリスのバンド=クイーンの実話を映画化した本作。公開前から、そのクリソツぶりが話題に。実際に観賞してみると、メチャクチャ似てました!物語の主軸となるボーカルのフレディ・マーキュリーは勿論、他のクイーンのメンバーたちまで、笑っちゃうくらい激似。

一体、このフレディのソックリさんは誰なんだ?!

『ナイト・ミュージアム』の"あの人"

フレディ役のラミ・マレックは、映画『ナイト・ミュージアム』シリーズでエジプトの王子役を演じて今s。本作では、オファーを受け、すぐにフレディ仕様の入れ歯を制作したそうでビジュアルから役作りを徹底。

元の顔をありますが、見事なフレディ仕上げに。そんな本気度ビンビンな本作ですが、見所は見た目のソックリ度だけではないんです!

冒頭からバッチリな掴み

映画は冒頭から、伝説のチャリティーライヴ=【ライヴ・エイド】へ向かうフレディ・マーキュリーをスローモーションで、神秘的に演出。もう掴みはバッチリ。"何かヤバいことが始まる"感がパないんです。

そして、話は"何者でもない若造""だった頃のフレディの話へリフレイン。その頃のフレディは、父親の聖書説教に反発。独特な顔立ちと明石家さんまばりの出歯で周りから、からかわれておりました。そこから、後のクイーンを結成するバンド・メンバーたちとの出会い!メジャーデビュー!!彼女との結婚!!!大ヒットにより一躍スターの座へ!!!!

そのバックで流れるのは勿論……

名曲をバンバン使える理由

クイーンの名曲が次から次へと惜しげもなく流れてくる贅沢仕様。それもそのはず。クイーンのギタリストのブライアン・メイ&ドラマーのロジャー・テイラーが本作の音楽プロデューサーを担当。

そんなノリノリな中で描かれるのは、名曲誕生秘話。あるいは、自信をつけ、強気な姿勢のフレディと、対立するレコード会社との対決。スカっとするエンタメ要素が前面に凝縮。トントン拍子に思えたフレディですが、売れていくうちにメンバーとの軋轢が。さらに、崩壊していく夫婦仲。マスコミに騒ぎ立てられるスキャンダルなどアクシデント満載。転落。孤独なヘンクツ野郎へチェンジしていく様は悲しみが強い。

こんな大プロジェクトを成功させた立役者は誰なんでしょう。

人気アメコミ映画の監督がメガホンをとる!!

監督を務めるのは、人気アメコミ・シリーズの映画化作品『X-MEN』シリーズのブライアン・シンガー監督。それぞれ能力を持ったキャラたちが大量に登場する『X-MEN』シリーズでは、見事な交通整理を発揮。上手くストーリーにミックスさせた手腕の持ち主。その能力は本作でも遺憾なくスパーク!

クイーンのメンバーは勿論、人気者になったフレディの前に次々と現れるレコード会社や取巻き等の濃い目の面子を見事にストーリーへ消化。全く飽きさせません!!

そして、クライマックスで待っているのは……

約20分のライヴ・パフォーマンス

そして、クライマックスでは、冒頭の【ライヴ・エイド】のシーンへ戻ってくる訳です!!その頃には、フレディを始め、クイーンの皆さんに感情移入しまくってますから、テンション上がりまくりスティ!!お帰りフレディ!!イェーイ!!!

ラスト、約20分に及ぶ圧巻のライヴ・パフォーマンス!!もはや、本物のクイーンのライヴを観てる感覚!!ライヴ擬似体験!!!重厚な人間ドラマを観た満足感とクイーンの名曲でノリノリな高揚感に満たされながら劇場をあとに出来る一本です!!

© 2018 Twentieth Century Fox

 

SPA! 2018年11/13号 (2018年11月06日発売)
Fujisan.co.jpより
情報提供元: マガジンサミット
記事名:「 クイーンの伝記映画『ボヘミアン・ラプソディ』が好評の理由