全世界で社会現象を巻き起こし、熱狂的なファンを持つ伝説的映画『ゴーストバスターズ』シリーズからの 待望の最新作『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』が2024年3月29日(金)より全国の映画館でいよいよ日米同時公開となります!

全てを凍らせる最強ゴースト<ガラッカ>とのバトルはもちろん、フィービーらスペングラー家の家族愛や、ビル・マーレイら演じる初代バスターズの再登場と過去のシリーズ作へのオマージュなど注目ポイントが盛りだくさんの本作。

前編に引き続き『ゴーストバスターズ』シリーズをこよなく愛し、様々なイベントで盛り上げてくれる「ジャパン・ゴーストバスターズ」のみやけんさん、ばびさん、ラジさん、AB7000さんに作品の魅力や新しいプロップについてなどお話しを伺いました! 

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※『ゴーストバスターズ/フローズンサマー』のネタバレを含みます。まだご覧になってない方はお気をつけください※

――本編を鑑賞して、予告編で期待してたことがその通りだった部分、良い意味で裏切られた部分などはありますか?

ばび:ファイアーマスターという新登場のキャラクターが物語でキーになっていますが、彼の活躍は予告編からも想像できなかったので、サプライズでした。太古の時代から活躍していたというファンタジー要素もありますし、全てを凍らせるガラッカに対抗するのが火のパワーというのも面白かったです。どうしてもシリアス調になりがちなところを、彼がコメディリリーフとして引っ張っていってくれるので。

みやけん:ゴーストバスターズって、ガジェットを駆使してゴーストと戦ってきたので、火を使うということ「そうくるか!」と驚きましたね。すごくいいキャラだったと思います。場を和ませるという。

ラジ:メロディもすごくいいキャラクターなのですが今回一作で終わってしまったので。ファイアーマスターは続編があればこれからも関わってくるのかなっていう、楽しみもあります。

ばび:これまでのキャラクターでいうとルイス・タリーの様な愛らしい人物でした。フィービーとメロディの友情は泣けました。最後の決戦で、地下の戦いは旧チームが担当して、地上は新チームが頑張るという構図もアツかったですね。

ラジ:あの戦い方は良かった。アツいですね!家族の絆も深まって。

ばび:最後ね、ちゃんと「パパ」って言っていましたね。ファミリーもののベタな展開ではありますが、それが良い!

ラジ:あとは、フィービーが幽体離脱するのは驚きました!

AB:本当にやるの?!と驚きましたし、戻ってくるのかハラハラしましたね(笑)。

――前編でもお聞きした気になるガジェットについてはいかがですか?

みやけん:フィービーのプロトンパックが火花を散らすシーンがあったんですけど、世界中のビルダーがあれを見て、実際に火花を出そうと頑張っているんですよね。

ラジ:出したいですね。あと本編を観て、新しく使っている素材が真鍮だと分かったので、その色に塗らないと。このあとすぐ頑張ります(笑)。ビームも緑にしないといけませんね。あと、今回ファイアーマスターがつけていたガントレットも、もう作っている人いましたね。

――ちなみにビルダーさんってどこの国が強いとかあるのですか?

ばび:意外とイギリスのビルダーが強いですね。

みやけん:あとドイツですね。私たちも海外からパーツを取り寄せて、恩恵を受けています。もちろん自分達でも作りますけど。

ばび:データを共有してくれて、それを3Dプリンターで立体化出来るのですごく便利なんです。

みやけん:今度、ドイツ支部の皆さんが日本に来るのですが、イベント用に僕たちのプロトンパックを貸したり協力しあっています。これをなかなか海外には持っていけないので。

ばび:空港で持ち込めなかったり、検査のために届いた品物が全部バラバラになっていたり…、そういう大変さがありますね。でもそれも映画と一緒でちょっと嬉しい。本作ではガジェット類を全部没収されて、それは1984年版だったら「プルトニウムを取り扱っている」と怒られる。自分も映画とリンクしてるなって。…そう思って納得するしかないからなんですが(笑)。

――確かにX線に通したときにこのフォルムが見えると「なんだ、武器か?!」と誤解してしまうかもしれませんね(笑)。最後に、今後のゴーストバスターズシリーズに期待することを教えてください!

みやけん:やっぱり続編はもういくらでも見たいですし、ずっと続いて欲しいね。

ばび:某遥か遠い昔銀河系で語られるぐらいの作品数欲しいですね(笑)。

ラジ:Netflixでアニメシリーズの話が出てるというのも、ちょっと前にネットニュースで見たんで、それもぜひ実現して欲しいですね。

AB:アニメいいですね、観たいです!

みやけん:オバケ退治の話なのでいくらでもストーリーが作れますしね。

ラジ:今回、日本の神様の名前も出てきていたのでぜひ日本も舞台にして。

――日本のオバケ、香港のオバケ、ドイツのゴーストをそれぞれ退治していく…想像しただけで面白そうです!

みやけん:「オバケって誰でも怖いよね、やっぱり退治してほしいなって思うよね」という身近さが良いですよね。前編で僕がゴーストバスターズにハマったきっかけをお話しましたが、この本格的なプロトンパックを作ろうと思ったきっかけは別にあって。新入社員として会社に入って、初めての1人暮らしで会社の寮みたいなところに入れさせられたんですけど、ポルターガイストがめっちゃ起こったんですよ。僕は霊感もないし、オバケも別に見えないんですよ。だけど、ご飯を食べようとするとお茶碗が動いたり、誰もいないのにジャーっと水が出たりとか。様々な心霊現象が起きて、その時にゴーストバスターズを思い出して、プロトンパックを作ろう!と。ポルターガイストは止まりませんでしたけれど、精神的な支えになってくれました。

――ポルターガイスト!本作に出てきたポゼッサーみたいで怖いですね!

ばび:あのゴースト、実は一番厄介ですよね…(笑)。

――あの子は次回作にも登場しそうな気がします(笑)。この度は前後編にわたって、素敵なお話をありがとうございました!

▲皆さんが持ってきてくれたガジェットたち!

撮影:オサダコウジ

作品情報

『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』
原題:GHOSTBUSTERS: FROZEN EMPIRE
日本公開表記:2024年3月29日(金)全国の映画館にて公開
US公開:2024年3月29日予定
監督:ギル・キーナン(『モンスター・ハウス』『ポルターガイスト』)
製作:ジェイソン・ライトマン(『ゴーストバスターズ/アフターライフ』『マイレージ、マイライフ』『JUNO/ジュノ』)
脚本:ギル・キーナン、ジェイソン・ライトマン
出演:ポール・ラッド(『アントマン』)、マッケナ・グレイス(『アナベル 死霊博物館』)、フィン・ウルフハード(「ストレンジャー・シングス」シリーズ)、
キャリー・クーン(『ゴーンガール』)、セレステ・オコナー(『ゴーストバスターズ/アフターライフ』)、ビル・マーレイ(『ゴーストバスターズ』)、ダン・エイクロイド(『ゴーストバスターズ』)、アーニー・ハドソン(『ゴーストバスターズ』)

【ストーリー】太陽が降り注ぐ真夏のニューヨーク。 謎の男によって街角のオカルト鑑定店へ持ち込まれた、先祖代々伝わるという骨董品。ゴースト退治のプロである”ゴーストバスターズ”として活動するスペン グラー家は、ゴースト研究所の調査チームと協力し、その正体が全てを一瞬で凍らせる史上最強ゴースト<ガラッカ>を封印する”ゴーストオーブ”であること を突き止める。しかし、手下のゴーストたちの策略によってガラッカが封印から解き放たれてしまう。 氷のパワーでニューヨーク中を襲うガラッカ。人々が海水浴を楽しむビーチにも、突如として巨大な氷柱が大量出現!悲鳴を上げながら逃げ惑う人々をよそ にその勢いはとどまらず、ニューヨークの街は氷河期さながらの氷の世界に―。 果たして、ガラッカの真の目的とは何なのか。謎の男とは一体何者なのか。 そして、ゴーストバスターズはゴーストたちに奪われた夏を取り戻し、ニューヨーク、そして世界を救うことができるのか――。

情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 最新作『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』を“ネタバレあり”で語ります!:「ジャパン・ゴーストバスターズ」座談会後編