監督・内海紘子、シリーズ構成・岸本卓、 キャラクターデザイン・加々美高浩、制作・MAPPAによる、 全員本気(マジ)なオリジナルTVアニメ『ぶっちぎり⁈』が 毎週土曜日23時00分からテレ東系列ほかにて放送中、放送直後よりPrime Videoにて最速配信となります。

灯荒仁(ともしび あらじん)は、かつての親友・浅観音真宝(あさみね またから)との再会をきっかけに強者たちの戦いに巻き込まれていく…。そんな中、巨大な魔人の影が現れ…?!
そんな、全く新しい“ヤンキー×千夜一夜物語”の魅力を、大河元気さん(灯 荒仁役)、星野佑典さん(浅観音真宝役)のお2人に伺いました!

――本作はとてもぶっとんだ設定の個性的なオリジナルアニメとなっていますが、第一印象はいかがでしたか?

大河:まさにぶっ飛んだというか(笑)。僕らはオーディションで世界観とビジュアル設定みたいな資料をいただいて、最初はいわゆるヤンキー漫画のような「てっぺん目指そうぜ!」という作品なのかと思ったら、出てくるのは“マジン”なんですよ。どういうことだ?!と思って読んでいくと、主人公の荒仁も一般的なヤンキー作品とは違う系統の人物で。でも、仲間との絆であったり共闘していくアツさもあって……とにかく観ていただくのが一番早い作品となっています。

星野:すごく個性のある3つのチームが出てきて、そこにマジンという要素が加わってきて、どう転んでいくのか想像が出来ないストーリーだなと感じました。ヤンキーに千夜一夜物語の魔人の要素がどう加わっていくのだろう…とワクワクしました。そして、魅力的なキャラクターばかりで、そのキャラクターたちが回を増すごとにどんな魅力を増していくのかがすごく楽しみです。

大河:まだ収録は真ん中あたりなのですが(取材時)、ぶっちぎりでぶつかっていこう!という気合満載で、毎回かなりの体力を使っています。

――それは完成がとても楽しみです!オーディションではどの様なことをされたのですか?

大河:オーディションでは、キャラクターの抜粋したセリフを読んでいくんですけれど、とても印象深かったのが、1話で荒仁が自分の願いを叫ぶセリフで、カッコ良くとかうまくやろうとせずに、思いきり自分の本当の願いとして叫んでみたんです。その時に、音響監督さんが(ブースに)一度入ってきてくださって、「そういうこと」と言ってくれて。変にカッコつけたりせず、必殺技を決めて叫ぶわけでもない。荒仁の良さをそこで掴めた感じがしました。

星野:僕はこうしたアニメのオーディションに参加することが2回目くらいだったのですごく緊張していたのですが、自分が話す瞬間になったら、よく言う“ゾーン”に入った状態という感じになって。真宝が見ている景色を自分も一緒に見れているような感覚になれたんです。自分的には全部出し切れたので、これがダメだったのなら仕方ないなと思えた状態で。それで合格をいただけたので本当に嬉しかったです。

――お2人ともとても素敵なオーディションだったのですね。お互いのキャラクターのどんなところに魅力を感じていますか? まずは大河さんが演じている荒仁からお願いします。

星野:真宝との体格差もかなりある小柄なあらちゃん(荒仁)が、この不良がごった返す世界で生きていけるのだろうかっていう不安もありつつ、あらちゃんだったらどうにかなりそう!という、自信の様な感情を持たせてくれるキャラクターが魅力的だなと思います。そこに大河さんの声が加わって、さらにあらちゃんなら大丈夫って思えるんです。

大河:こういう言葉を言ってくれるところが、真宝だなと思います。荒仁からすると「今の俺には何にもない。真宝が思うようなことは出来ないぞ」と思える様なことを、すごく真っすぐな目で見て言ってくれるんですよ。だからこそ真宝という存在は荒仁にとって怖さでもあって。でも真宝はそんなことおかまいなしに真っ直ぐにぶつかってくれるし、星野くんもそう言ってくれるから、この2人はキャラ同士としてもそうですし、役者同士としても強い関係性だなと思います。

――星野さん演じる真宝についてはいかがでしょうか?

星野:まず思ったのが「ずるいな」です。真宝がすごく良い笑顔でニコって笑うんですよ。そこに星野くんがすごく良い笑顔の音をあてていて。これは女の子好きになるだろ!って思いました(笑)。

――その笑顔の音、とても楽しみです! 収録で楽しかったことも教えてください。

大河:戦っている所の声とかはアドリブなんですよ。「パンチを食らったりする音をください」という表現で台本に書かれているのですが、荒仁の場合は全部ひらがなで表現されていて。「ぶべ」って書いてあったら、本当にそのまま「“ぶべ”って読んでください」と。そこが本当に面白かったですね。

星野:収録自体が本当に楽しくで活気のある現場なんです。

大河:僕らが収録終わって スタッフ側のブースを見ると、皆さんすごく楽しそうなんですよ。でも後から聞くと、作品について熱すぎる話し合いをしていたみたいで。作品の様に熱い展開だった様です。

星野:作品のために、作品を良くするために、キャラクターをもっと魅力的にするために、どうした方がいいのかっていうのが、ほんとに細かいところまで話し合っていただいて。役者としても、やっぱりその期待には応えたいですし、もっと魅力的にキャラクターを見せたいなと思いましたね。

大河:そうそう、そうなんだよね。スタッフ、キャスト一丸になって全力で作っているアニメですのでぜひ瞬き厳禁で楽しんでいただきたいです!

星野:アラちゃんと真宝の成長物語にもぜひ注目してください!

大河:僕は「ビー・バップ・ハイスクール」などのヤンキー作品も大好きなのですが、「ぶっちぎり?!」もバトルシーンがものすごいです!ご期待ください。

――スタートをとても楽しみにしております!今日は素敵なお話をありがとうございました。

撮影:オサダコウジ

【イントロダクション】
—逃げぬ心と見つけたり—
灯荒仁(ともしび あらじん)は、かつての親友浅観音真宝(あさみね またから)との再会をきっかけに
強者たちの戦いに巻き込まれていく…。
そんな中、巨大な魔人の影が現れ…?!
監督・内海紘子、シリーズ構成・岸本卓、キャラクターデザイン・加々美高浩、
制作・MAPPA が贈る、ヤンキー×千夜一夜物語!
【放送情報】
2024 年 1 月 13 日(土)23 時 00 分からテレ東系列ほかにて放送開始
放送直後より Prime Video にて最速配信
※放送日時は変更の可能性がございます

【スタッフ】
原作:内海紘子・岸本卓・MAPPA・東宝
監督:内海紘子
シリーズ構成・脚本:岸本卓
キャラクターデザイン・総作画監督:加々美高浩
サブキャラクターデザイン・総作画監督:齊田博之/伊藤公規/伊藤晋之
衣装コンセプトデザイン:澤田石和寛
美術監督 :鈴木くるみ
色彩設計: 垣田由紀子
撮影監督:加藤慎之助
編集: 長坂智樹
音楽: 大島ミチル
オープニング・テーマ:『Sesame』Kroi
エンディング・テーマ:『らぶじゅてーむ』甲田まひる
魅那斗會 チームソング:『ステゴロ』KDH &Novel Core
シグマスクワッド チームソング:『God Mode』BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBE
NG BOYS チームソング:『E-NERGY BOYS』DA PUMP
音響監督: 菊田浩巳
音響制作:dugout
アニメーションプロデューサー:小川崇博
制作:MAPPA

【キャスト】
灯 荒仁:大河元気
浅観音真宝:星野佑典
千夜:こばたけまさふみ
まほろ:永瀬アンナ
摩利人:佐々木望
拳一郎:斉藤次郎
座布:野津山幸宏
駒男:山口勝平
王太:竹内良太
蛇走:古川慎
刃暮:葉山翔太
阿久太郎:鈴木千尋

(C)「ぶっちぎり?!」製作委員会

情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 “ヤンキー×千夜一夜物語”ぶっとんだ設定が話題! アニメ『ぶっちぎり⁈』大河元気&星野佑典インタビュー