チリの二人組監督レオン&コシーニャによるストップモーション・アニメ『オオカミの家』が現在公開中。現時点での公開館数はいまだ全国9館と小規模ながら、大ヒットを記録している本作。この反響を喜んでいるレオン&コシーニャから、日本の観客に向けたメッセージ動画が到着した。

『オオカミの家』は、ピノチェト軍事政権下のチリに実在したコミューン“コロニア・ディグニダ”にインスパイアされた ホラー・フェアリーテイル・アニメーション。チリ南部のコミューンから脱走した娘・マリアの身に起きる悪夢のような出来事を、独創的なアニメーションスタイルで描いている。

映像に登場したクリストバル・レオンは「『オオカミの家』が日本で温かく迎えられて誇りに思います」と喜びを語り、ホアキン・コシーニャは「日本の皆さんに響くはずだと予想していたんです、なぜかはわからないけど」と不思議な直感を披露。レオンは「日本のアニメはチリで大きな影響を与えている」と明かし、子供の頃に学校の授業で『アルプスの少女ハイジ』や『母をたずねて三千里』を観た思い出を語る。最後にはコシーニャが「日本に今すぐにでも訪れたい」とニッコリ笑顔。続く映像の後半には、『オオカミの家』と、同時上映の短編『骨』の予告編が収められている。


記事:『オオカミの家』監督コンビのメッセージ動画

『オオカミの家』
渋谷シアター・イメージフォーラムほか全国順次大ヒット公開中

情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 日本での大ヒットに歓喜! ホラー・ストップモーションアニメ『オオカミの家』監督コンビのメッセージ動画[ホラー通信]