2月14日のバレンタイン・デーが間近に控える中、『ブラックサンダー』を発売している有楽製菓が『B級バレンタイン未来博』を開催。2023年1月31日より特設サイトが公開されているほか、2023年2月3日〜4日に東急・東京メトロ渋谷駅構内地下2階コンコース上では、なぜかバレンタインにカニ(Crab)を送り合うようになった未来をテーマにしたコンテンツを体験し、特別パッケージの『ブラックサンダー』などが無料で貰えるキャンペーンを実施しています。

2018年以降は年間出荷本数が2億本以上を誇り、2022年7月期にはブランド全体累計出荷金額が100億円を突破して過去最高売上を達成した『ブラックサンダー』。2013年以降は「義理チョコ」を応援するキャンペーンを展開し、2021〜22年には「それもアリでしょ?バレンタイン」と題してマネキンなどを発売するといったユニークな取組みを展開していました。

バレンタインについて、「人との人とのコミュニケーションが主体の、ドキドキ・ワクワク・ウキウキ・ソワソワといった、心を動かされるイベント」という有楽製菓の河合辰信代表取締役社長によると、「物価高や不安定な社会情勢に対して、何か一石を投じたい」と企画したという『B級バレンタイン未来博』。20XX年にはチョコの原料であるカカオが希少になり、カニが代替となって送るようになった未来を「妄想した」と話します。

なぜ「カニなのか?」と誰しもが疑問に持つところですが、河合社長によると、「ブラックを逆から読むと(英語の)クラブになる。クラブには”ラブ(Love)”が入っており、カニのハサミはピースのサイン。こういったバカバカ(Bakabaka)しい企画を真面目に取り組んでいる」と説明。「自由すぎる、誰でも楽しめるバレンタインを体感してもらいたい」と強調します。

会場では、スポーツ新聞の号外風のチラシを配布。「カニ菓子に転身か!?」という見出しが踊り、「義理チョコに限界を感じ迷走?」というキャッチも……。

配布される『クラップサンダー』は、パッケージにカニが……。「圧倒的カニカニ感!」「ク…ラブ&ピース」という言葉も。

ダイバーシティが推進されて、渡す相手や貰えるシチュエーションが多様化した未来を表した「細分化しまくりチョコ」。本命のほか、家族や友、自分用のご褒美などに、「こういった『クラップサンダー』を贈るといいよ!」というのが図式化されているのですが……、再従兄弟(はとこ)などに渡す機会、作るのは難易度高そう……。

会場に訪れた人が引けるくじびきで、「どういう人に贈ればいいのか」という指定をされつつ、『クラップサンダー』が1個もらえます。指示に従うかどうかは個人の自由で!

このほか、会場にはガチャがあり、1等はカニ缶1個(各日50名)、2等がマイクラップサンダーの限定パッケージ7種をランダムで1個(各日20名)、3等が『ブラックサンダー』1個(各日600名)となっています。どちらも無料。

ちなみに、『クラップサンダー』の中はちゃんと『ブラックサンダー』。実際にカニを入れたお菓子を作るのは、「アレルギーの問題などがあり、甲殻類を入れることはできない」(河合社長)とのことなのでご安心を!

そのほか、バレンタインがスポーツ化した「カニスピー」や、「求カニスーツ」の展示など、斜め上な未来像が展開されている『B級バレンタイン未来博』。特設サイトでは「お気持ちお伝えA.I.」「バーチャルデート体験ゲーム『リア充学園』」などのコンテンツが用意されています。

また、カニ付き『ブラックサンダー』が当たるTwitterキャンペーンも実施中。「渋谷に行けない!」という人はこちらをチェックしてみてはいかがでしょうか。

『B級バレンタイン未来博』

日時:2023年2月3日(金)11時~21時、2月4日(土)10時~20時
場所:PickUpランキン 渋谷ちかみち(東京都渋谷区道玄坂1-1-1)

『B級バレンタイン未来博』特設サイト
https://blackthunder.jp/miraihaku2023/ [リンク]

情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 20XX年にはカニが代替に!? 『ブラックサンダー』の『B級バレンタイン未来博2023』が斜め上