6月30日より、マイナポイント付与キャンペーンの第二弾がスタートしました。

第二弾では、マイナンバーカードの健康保険証利用を申し込み、公金受取口座をマイナンバーカードに登録することで、合計15,000円分のマイナポイントを受け取ることができます!

今回はICT総研が調査した「マイナポイント第二弾キャンペーン」に関する速報レポートから、消費者がマイナポイントに関してどんな興味関心を抱いているのか、そして登録先の中で一番人気といわれているPayPayでのマイナポイント登録工程についてお伝えします。

調査解剖! 第一弾キャンペーンで最も登録されたキャッシュレス決済とは?

まずは、ICT総研が発表した「2022年8月マイナポイント利用状況に関する調査」から、マイナポイントの現状を振り返ってみましょう。

マイナポイントの認知度に関する質問(有効回答数=6006)では、「内容を把握している」という回答が58.9%を超えました。第一弾キャンペーン実施時の調査では約4割程度だった認知度が、向上していることがうかがえます。テレビCMの放映や、各社マイナポイントに関するキャンペーン等の影響で、マイナポイントという言葉を目にする機会も多くなっているのではないでしょうか。

第一弾キャンペーンにてマイナンバーカードを新たに取得し、マイナポイントの申し込み後実際にポイントを受け取った方に対して「どのキャッシュレス決済を登録したのか」と聞いたところ、登録先一位に輝いたのはPayPayという結果になりました。二位のWAONとは、10.3ポイントの差をつけています。その後は楽天カード、d払い、auPayと続きました。

速報! 第二弾キャンペーンで最も多く登録されているキャッシュレス決済は!?

6月30日から実施しているマイナポイントキャンペーン第二弾では、マイナンバーカードの健康保険証利用を申し込み、公金受取口座をマイナンバーカードに登録することで、合計15,000円分のマイナポイントを受け取ることができます。

ちなみに、マイナポイントに登録するキャッシュレス決済は、第一弾と第二弾で変更することができることをご存じでしょうか?(6月30日以前に第一弾キャンペーンに申し込んだ方に限る)

例えば、第一弾ではd払いを登録した人も、第二弾ではPayPayへ登録先を変更することが可能です。ますます便利になったキャッシュレス決済。多様な選択肢がある中で、第二弾キャンペーンではどのサービスがマイナポイントの登録先に選ばれているのでしょうか?

第二弾キャンペーンで、すでにマイナポイントを取得した方に、キャッシュレス決済の登録先を聞いたところ、一位に輝いたのは第一弾に引き続きPayPayという結果になりました。2位に楽天カード、続けてWAONとなっています。

「マイナポイントに登録したキャッシュレス決済を選択した理由」について聞いたことろ、「ふだん使いしているキャッシュレス決済だから」という回答が全体の53.8%、「多くの店で使えると思ったから」という回答が全体の19.5%を占めていました。

また、第二弾キャンペーンにまだ申し込んでいない人に「第二弾キャンペーンではどのキャッシュレス決済を登録したいか」を聞いたところ、こちらも一位に選ばれたのはPayPay(27.5%)という結果になりました。

このように、第二弾キャンペーンでもマイナポイントの交換先に最も多く選ばれたキャッシュレス決済はPayPayという結果になりました。先に挙げた選んだ理由にもありましたが、加盟店数No.1のPayPayが一位となっていることから分かるように、「ふだん使い」しやすいかどうかがキャッシュレス決済選択のカギとなっているようです。

マイナポイント第二弾キャンペーンの申込期限は2023年2月末までとなっています(※マイナンバーカードの申し込み期限は2022年9月末まで)。これを機に、マイナポイントキャンペーンに申し込んで、あなたの「ふだん使い」しているキャッシュレス決済に登録してみてはいかがでしょうか。

また、今回は「興味はあるけど、登録の仕方がわからない」という方のため、「第二弾キャンペーンでマイナポイントを受け取る方法」について、実際の登録画面をお見せしながら紹介していきます。

PayPayで第二弾キャンペーンのマイナポイント登録してみた

マイナポイントキャンペーン第二弾にてマイナポイントを受け取るためには、マイナンバーカードの健康保険証利用を申し込み、公金受取口座をマイナンバーカードに登録することが必要となります。

1.マイナンバーカードの健康保険証としての利用申し込み方法

健康保険証としての利用の申し込みをするためには、まずはマイナンバーカードと、マイナンバーカード読取対応のスマートフォン、マイナポータルアプリのインストールが必要です。

マイナポータルアプリにログイン後、トップページに表示されている「健康保険証利用申込」をタップし、申し込みのページへ進んでください。

そこからは画面の指示に従って、申し込みを完了させてください。具体的な登録方法に関しては、公式サイトで確認できます。
https://myna.go.jp/html/hokenshoriyou_top.html[リンク]

2.マイナンバーカードへの公金受取口座登録方法

公金受取口座を登録するためには、マイナンバーカードと、マイナンバーカード読取対応のスマートフォン、マイナポータルアプリのインストールが必要です。

マイナポータルアプリにログイン後、「注目の情報」から「公金受取口座の登録・変更」の項目、またはメニューから「口座情報の登録・変更」をタップして、画面の案内に従い、登録してください。

具体的な登録方法に関しては、公式サイトで確認できます。
https://img.myna.go.jp/manual/03-14/0194.html[リンク]

3.PayPayでマイナポイントを受け取る方法

健康保険証としての利用申込と、公金受取口座登録を完了すると、いよいよPayPayでのマイナポイント受取を申し込むことが可能になります。ここからはPayPayでマイナポイントに実際に登録してみた様子をお届けしていきます。

※マイナポイント受取には、前提としてPayPayアプリの銀行口座との紐づけと、マイナンバーカードとPayPayアプリの紐づけが必要となります。具体的な紐づけ方法については、以下第一弾キャンペーン実施時の記事にてご紹介しています。
https://getnews.jp/archives/2706573[リンク]

マイナポイントの申込みに必要なものは三点で、マイナンバーカード、マイナンバーカード受取時に設定した「利用者証明用パスワード」、そしてPayPayのアプリとマイナポイントアプリをダウンロードしたスマートフォンです。

スマートフォンは、カードの読み取りが可能なNFCが搭載された機種であることが必要です。今回は、iPhone XSを使用しました。使用可能機種については、マイナポイント公式サイトより確認できます。
https://mynumbercard.point.soumu.go.jp/nfclist/[リンク]

まずPayPayアプリを開き、トップページの「マイナポイント」のアイコンから登録を開始します。

「マイナポイントの特典を申し込む」をクリックすると、「PayPayアプリで申し込む」「決済サービスIDで申し込む」の二つの選択肢が表示されるので、「PayPayアプリで申し込む」を選びます。選択すると、申し込み画面が表示されます。他のサービスで第一弾のマイナポイントを取得した人は、下部の「PayPay以外のサービスで申し込み済み」を選択します。

「マイナポイントを開く」をクリックするとマイナポイントアプリが立ち上がります。マイナンバーカードをかざして4桁のパスワードを入力し、マイナポータルにログインします。

参加するキャンペーンの選択画面が出てきました。「健康保険証としての利用申込み」「公金受取口座の登録」にチェックボックスを入れると、合計15,000ポイントと表示されます。利用規約に同意して、進めると申込み完了画面が表示されます。

申請翌日にPayPayアプリを確認すると、無事に15,000ポイントが付与されていました!

まとめ

マイナンバーカードの「健康保険証としての利用申込み」と「公金受取口座の登録」で、簡単かつおトクにポイントゲットできる方法を紹介しました。このチャンスを逃さぬよう、まだ第二弾キャンペーンに申し込んでいない方は、あなたが「ふだん使い」しているキャッシュレス決済でマイナポイントをゲットしてみてください!

情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 マイナポイント第二弾申請受付中! 調査レポートから見えてきた、みんなが選んだポイントの交換先は「ふだん使い」しやすいPayPay