東京ディズニーリゾート内の商業施設「イクスピアリ」では、2月14日のバレンタインに向けてチョコレートギフトをはじめ、さまざまなバレンタインギフトが登場していますが、毎年静かな人気を誇っているアイテムが、舞浜の地ビール「ハーヴェスト・ムーン」のバレンタイン・ヴァージョンだそうです。さっそく取材しました。

■公式サイト:https://www.ikspiari.com/harvestmoon/ [リンク]

■関連記事:【舞浜ごはん道】シリーズまとめ

そもそもハーヴェスト・ムーンとは、イクスピアリ4Fにある地ビール工房で造られている舞浜の地ビールのことです。このハーヴェスト・ムーンは、イクスピアリと同じ2000年に誕生。それ以来、国内外のコンペティションで受賞を重ね、ニュースにもなっていますよね。日本にわずかしかいないビアテイスターの最高位資格「マスター・ビアジャッジ」の称号を有するビール職人が、ゆっくりと時間をかけて造り上げています。

そのハーヴェスト・ムーンが、「ヴァレンタイン・スタウト」を数量限定で醸造。ビターチョコレートを思わせるフレーバーが特徴の、アルコール度数を4%に抑えた軽い飲み口のスタウトで、毎年この時季に販売する限定ラベルの「ヴァレンタイン・ピルスナー」とともに、大人のバレンタインとしてファンの間では高い支持を得ているビールなのです。

そこで今回、イクスピアリさん、ハーヴェスト・ムーンさんのご好意で、イクスピアリ4Fにある地ビール工房にて取材をすることができました!

この道20年以上のベテラン職人の醸造者・園田さんによると、「ヴァレンタイン・スタウト」は、ローストバーレイ(麦芽にしていない大麦をローストしたもの)と、アメリカンホップ「シムコー」を使用することで、フルーティーなビターチョコレートのようなフレーバーになるそうです。

実は「ヴァレンタイン・スタウト」は元来、そのコンセプトからチョコに合うビールがテーマのため味を変えていなかったのですが、生誕から20周年ということもあり、アルコール度数を従来の7%から4%に。「ボディーがしっかりしているので、チョコに合うテイストはそのままに、飲み進めていくと軽さを感じると思いますよ」(園田さん)。

実際、筆者は黒ビールが得意ではないのですが、「ヴァレンタイン・スタウト」を試飲させていただいたところ、確かに軽くて飲みやすかったです。黒ビール特有の口の中に広がる独特の甘苦い(?)味わいは薄めで、試飲とはいいながらグラスを飲み干してしまいました。「黒ビールが苦手な方は多いのですが、コーヒーがお好きな方にはヴァレンタイン・スタウトをおすすめしています。昔ながらのスタウトは甘くて苦いものが多いけど、これはコーヒー好きにはぴったりです」(園田さん)。

なお、ヴァレンタイン限定ラベルの「ヴァレンタイン・ピルスナー」も同時に発売となっているほか、イクスピアリ オンラインショップでは「ヴァレンタイン・スタウト」「ヴァレンタイン・ピルスナー」に加え、EC限定「ヴァレンタイン・ポーター」を加えた「ハーヴェスト・ムーン ヴァレンタイン3本セット」を数量限定で販売しています。

黒ビールは注ぎ方によっても味が変化するという、繊細な側面もあるそうで奥が深いですね!大切な人への贈りもの、自分へのご褒美にでも、ぜひ「ヴァレンタイン・スタウト」を試してみてはいかがでしょうか。

■販売時期
1月18日(月)~なくなり次第終了

■主な販売場所
・イクスピアリ1F成城石井
ヴァレンタイン・スタウト、ヴァレンタイン・ピルスナー
ボトル販売 各税抜450円

・イクスピアリ4Fロティズ・ハウス
ヴァレンタイン・スタウト
グラス提供 税抜690円
ヴァレンタイン・スタウト、ヴァレンタイン・ピルスナー
持ち帰りボトル 各税抜450円

・イクスピアリ オンラインショップ(楽天市場/Yahoo!ショッピング)
「ハーヴェスト・ムーン ヴァレンタイン3本セット」
税抜1,560円/税込1,716円

(執筆者: ときたたかし)

情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 軽い飲み口のスタウトで大人のバレンタインはいかが? コーヒー好きにもオススメの季節限定醸造「ヴァレンタイン・スタウト」