今月16日、漫画家の浦田カズヒロ(@urata_k)さんが、自身の経験をもとにした漫画をTwitterに公開。漫画家という職業の厳しい現実に、多くの注目が集まっています。













※漫画は『サイゾー 2019年 4月号』に掲載されたもの










2017年、『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)で自身初の本格的な週刊連載として『JINBA』の執筆をスタートさせた浦田さん。ところが「前作の単行本の売り上げが少ない」などの理由で単行本化ができず、結局連載も打ち切りとなってしまう事態に……(※電子版は秋田書店から発売)。


それでも紙の単行本化をあきらめきれなかった浦田さんは別の出版社に打診し、見事単行本化を取り付けることに成功。しかしその先には、さらなる厳しい現実が待ち受けていました。


何万人といるマンガ家志望者たちとの戦いを制し 連載を勝ち取った先に待っているものがこれとは――誰が思いますか?


作中でこのように複雑な心境を吐露した浦田さんですが、その後のツイートで



チャンピオン編集部には連載させてくれた事への感謝、リイド社には1巻を出してくれた事への感謝しかありません。その期待に応えられなかった申し訳なさももちろんあります。

僕自身は全く誰も恨んでなく、ただ単に事実を描いたつもりです。

精進して売れる漫画描きます。


と編集部や出版社への感謝の気持ちもつづっています。


一連のツイートを見た人からは、



・連載時読んでました。単行本がでない理由があるなんて知りませんでした。


・身銭を切ってまで漫画を作り出すって凄いし、裏を知らない私からしたら凄い努力されてるんですね


・それ考えたらどんな打ち切り漫画でもちゃんと単行本出すジャンプってしっかりしてるんだなぁ…。


・一話だけでもツイッターに出してくれたら判断でき易い


・結局売れるかどうかは時代に愛されるかも大きな要素だと思います、読者との相性とか。メジャーになる野心があるのでしたら世界へ目を向けてみたらどうでしょうか? 漫画が描けるってすごい武器だと思いますよ。


といった声が寄せられていました。













※画像提供:浦田カズヒロ(@urata_k)さん

https://twitter.com/urata_k


(執筆者: しゃむ)


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情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 連載したのに単行本が出せない!? 漫画家の厳しい現実を描く実録漫画がTwitterで話題