果たしてどれがキアヌかな。


東京国際ファンタスティック映画祭’93などのイベントで上映されたきり、日本では一般劇場公開やソフト化はされておらず、「封印作品」「発禁」と噂されていた『ミュータント・フリークス』(1993)がついに日本版ブルーレイリリース決定。


怪しげなショーを売りにするフリークランドに隠された、口で説明するのもはばかられる“罰当たりな秘密”を描く本作。頭が靴下の“靴下マン”顔面が巨大な鼻の“鼻男”などなど、アクの強すぎるミュータントたちが大暴れ!


体の半分がモンスターの主人公リッキーを演じているのは、キアヌ・リーヴスとタッグを組んだ『ビルとテッド』シリーズで人気を博したアレックス・ウィンター相棒のキアヌ・リーブスも特殊メイクで本作に出演しています(ノンクレジット)。ブルーレイジャケットの中にいますよ。探してみてね!



観たことのない人も多いであろう本作ですが、初めての方も是非チェックを。“ミミズ人間”のルックスは『Mr.タスク』好きにはグッと来ますし、右目と左目のコンビ“アイ&アイ”が可愛いルックスで葉巻をくゆらせ銃をぶっ放す様もたまらない。Mr.T演じるヒゲの生えた巨体の女性は「This is me」という台詞があり、大ヒット映画『グレイテスト・ショーマン』の元ネタであろうと思われます。個人的な見解ですが『ムカデ人間』のとあるシーンに影響を与えたのでは?と思われるシーンも。魅力いっぱいのキャラクターや、数々の映画への影響もさることながら、ギャグの怒涛の詰め込みっぷりも一見の価値あり。


日本版ブルーレイの特典として、映画評論家・町山智浩さんによる徹底解説と、本作の特殊メイクを担当したスクリーミング・マッド・ジョージさんのインタビューを収録した解説書を封入。初回版にはステッカーとポストカードの限定特典付き。2021年5月30日までの完全期間限定生産商品だそうなので、欲しい方はお買い逃しのないように。


『ミュータント・フリークス』

2019年7月26日(金)Blu-ray発売

発売・販売元:マクザム




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情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 過激すぎて“発禁”扱い? けしからん爆笑カルトコメディ『ミュータント・フリークス』奇跡のブルーレイ化[ホラー通信]