「俺はガンダムで行く」。映画『レディ・プレイヤー1』が日本で公開されるやいなや、ヒットを記録すると共にこのセリフが大ブームに。このダイトウ役を見事に演じているのが、俳優の森崎ウィンさんです。


そんな森崎さんの初のヴィジュアルブック『Win-Win』が6月20日に発売。全10時間にも及ぶインタビューを敢行。ミャンマーで生まれ育った幼少期から、日本に来て芸能活動をスタートし現在に至るまで、森崎さんがどのように成長してきたのかが語られています。今回は、森崎さんに本の見所についてや映画出演への反響についてインタビュー。好きなアニメ作品についてもお話を伺いました。



――今日はよろしくおねがいします。かなり日に焼けていますね!


森崎:そうなんです、先日までミャンマーに行っていたので、かなりこんがりと。




Burmese food. Naan and noodles. ミャンマー飯!! ナンと混ぜそば!! #森崎ウィン #winmorisaki Win Morisaki/森崎ウィンさん(@win_morisaki_official)がシェアした投稿 –2018年 5月月22日午前8時39分PDT



――改めて、初のヴィジュアルブック『Win-Win』発売おめでとうございます。読ませていただいたのですが、素の森崎さんが垣間見れるというか、本音が満載でしたね。


森崎:ありがとうございます! 事務所に感謝です(笑)。最初にお話をもらった時は、僕なんかが本を出していいの?と心配な部分もありましたが、インタビュー形式で色々なお話をさせていただいて。なので、喋りたおしましたね。自分の事を話すのって、一番簡単な様で結構難しくて。


――こんな事まで聞かれるの?と驚いたりしませんでしたか?


森崎:触れられたくない部分もありました。でも、そこを話さないとここにたどり着かないなと。素直な気持ちを語らせていただいたので、こんな事考えていたんだと知っていただくきっかけになれば嬉しいです。



――写真も大人っぽくてセクシーなショットもあり、ファンの皆さんにとっては新鮮な部分もあると思います。


森崎:今回初めてのカメラマンさんに撮影していただいて、初めて”持ってかれる”感覚を味わいました。ヤバいヤバい!って思っているうちに全部撮られているというか。自分でも普段しない様な表情を映していただいて、本当に驚きました。


――『レディ・プレイヤー1』について書かれているパートは、森崎さんのファンはもちろん、映画ファンにとっても注目の内容でした。出演の反響はそれはそれはすごいものだったのでしょうね。


森崎:こんなに連絡くる?!ってくらいきました。映画出演決定の情報解禁後にはLINEも100件とか一気に来て。LINEって名前の登録が本名じゃなかったり、顔写真にしていない人ばかりなので、正直「ヤバい、この人誰だろう」って思いながら(笑)、全部に「ありがとう〜!」と返信させてただきました。普段連絡とってないだろ!って子もいましたが、でもメッセージをくれるのはすごくありがたいので。嬉しかったです。


――映画が大ヒットで、さらに森崎さん演じるダイトウ(トシロウ)は大人気のキャラクターになりました。


森崎:映画がヒットして本当に安心しました。アメリカや色々な国をプロモーションでまわってきて、特に全米大ヒット中だったので、普段あまり数字とか気にしないのですが、さすがにソワソワしていました。本当は公開後に映画館に行って、皆さんと一緒に盛り上がりの空気を感じたかったのですが、日本でのテレビ出演等が続いてなかなか行けず。それがちょっと心残りです。


――「俺はガンダムで行く」は、ネットの流行語になる勢いで、皆がSNSに書いていたり。盛り上がっていましたね。


森崎:いやあ、流行語になってほしいです!(笑) どの取材に行ってもそのセリフの事を絶対に聞かれるので、そんなに響いていたんだ!と驚きながら、嬉しいですね。自分自身は「これでいいのかな?」と不安な気持ちもあったので。ああいうセリフの言い方をすることで、ガンダムオタクの方が怒らないかな?とか。僕もアニメが好きなので、アニメが実写化するとなると厳しいんです。『レディ・プレイヤー1』がガンダムの実写化では無いですが、こだわりが強い方は気にすると思うので。


――アニメ好きは子供の頃から?


森崎:子供の頃から観ていました。日本のアニメというよりも、カートゥーンというんですかね。『トムとジェリー』、『ポパイ』、『パワーパフガールズ』。あと『ピングー』も大好きです。あのシュールな世界観たまらないです!



――日記の中には『シュタインズゲート』の名前も出て来ました。


森崎:だいっすきなんです! 本当に面白いですよね。あと、撮影中に『ソード・アート・オンライン』を観ていて。


――『レディ・プレイヤー1』と同じ世界観というか!


森崎:そうなんです。CGチームに日本にも住んだ事があるオタクのAJって人がいて(編集部中:日記にも度々登場)、AJは「皆は『ソード・アート・オンライン』を知らないけど、本当は『レディ・プレイヤー1』とおなじくらい面白いよね」って言ってました(笑)。原作者の川原先生が『レディ・プレイヤー1』のイベントに来てくださったりして。大好きな作品なので嬉しいです。


――『シュタインズ・ゲート』も『ソード・アート・オンライン』も、クールでカッコいい世界観かつ、張り巡らされた伏線にしびれる作品ですが、そういった作品がお好きなんですね。


森崎:好きです! 『91Days』とか、『ジョーカーゲーム』とか。あと、今『甲鉄城のカバネリ』を観てるのですが、映像が凄まじいカッコよさで、世界観がちょっと『もののけ姫』っぽいというか。そこに機械がたくさん出て来て……うおお!ってなっています。毎日ありがたい事に忙しくさせていただいているのですが、寝る間を惜しんでNetflixとかで観ています。もう休みの日とか、ずっと一緒にアニメを観てくれる女性と付き合いたいです(笑)。


――ファンの皆さん、ぜひアニメを観ましょう!(笑)映画は普段どういったものをご覧になるのですか?


森崎:ヒューマンドラマというか、役者同士の生の芝居が観れる作品が好きです。『レディ・プレイヤー1』 の撮影でも、やっぱり個人的にはグリーンバックの撮影よりも、生で向き合って演技をしている時間が楽しかったんです。好きな映画はたくさんあるのですが、『マイ・ブラザー』のトビー・マグワイアは、「これがスパイダーマンだった人?!」というほどに、役が憑依した凄まじい演技で、圧倒されました。共演のジェイク・ギレンホールもすごすごる 俳優さんなのに、彼を凌駕していて。いつかああいう作品に自分も出られる様に頑張りたいです。あとは、自分は「PrizmaX」というグループで活動していて、歌とダンスをやっているので、ミュージカル映画やブロードウェイのミュージカルに出演する事。それが今の目標です。


――歌もダンスも演技も素晴らしい森崎さんですから、絶対に叶うと思います! 楽しみにしております。最後に、私が個人的に気になったのが、日記の中で森崎さんが度々二日酔いになっている点なのですが……(笑)。


森崎:あれっ、そんなになってました?!(笑)お酒は好きでよく飲みます。ライブ前とか撮影前とかは飲まない様にしているのですが、でも、例え二日酔いの状態で歌ったとしても、なぜか歌えちゃうんですよね。その瞬間はシャキッと出来る。それは自分でも不思議なんです。でも飲みすぎはダメですけどね。


――『Win-Win』 を読みながら、一杯飲むとしたら何がおすすめですか?!


森崎:面白い質問ですね(笑)、僕がハイボールが好きなので、ぜひハイボールを飲みながら、「ウィンはこんな事考えてたんだ〜」と本を味わっていただければ嬉しいです。


――今日は楽しいお話をありがとうございました!




(撮影:オサダコウジ)


森崎ウィン 1st visual &interview book『Win-Win』発売中!

著者:森崎ウィン

価格:¥1,389.- + 税 (税込:¥1,500.-)

サイズ:A5変型

ページ数:144ページ

ISBN:978-4-906953-62-2

発行:SDP


(C)SDP


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情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 森崎ウィンがアニメ愛を語る!「『シュタインズ・ゲート』や『SAO』などクールな作品がだいっすき」