3月5日放送の『激レアさんを連れてきた。』(テレビ朝日系)にて、「東京オリンピックで、ただの大学生なのに国旗オタクだったがために、いきなり巨額の予算を託され96か国の公式国旗を作る仕事を任された人。」が紹介され、そのエピソードに反響が集まっています。


オリンピックの国旗掲揚で使用される国旗は、開催国が生地、染料、色合いなどを決め、参加国の了承を得たうえで用意します。番組に登場したのは、1964年に開催された東京オリンピックで、国旗担当職員に任命された吹浦忠正さん(現在76歳)。国旗の専門家がいない当時、国旗オタクの大学生だった吹浦さんは“日本一国旗に詳しい人”として国家プロジェクトを任せられることとなりました。


国旗を製作する上で一番困ったのは、シンプルで簡単そうな日本の日の丸。国旗のほとんどは厳格に色が決まっていますが、日の丸の紅色は曖昧な規定しかありませんでした。悩んだ吹浦さんは500軒の家庭を回って、各家庭の国旗を観察。紅色の平均値を特定し、日の丸の紅色を考案しました。その後、官房長官に日の丸の確認を依頼しましたが決断に至らず、最終的には吹浦さんが日の丸の色を決めてしまったそうです。


その他に苦労したのは緑、白、オレンジ色で構成されているアイルランドの国旗。民属の誇りだという緑色は何度染め直してもダメ出しの連続でした。デザインが承認されたのは開幕の10日前。緑色を研究し、森と湖の色を混ぜ合わせたエメラルドグリーンを表現した8パターン目で承認が下りました。


困難を乗り越え迎えた東京オリンピックは、吹浦さんがデザインした旗で彩られることとなりました。


このエピソードにネット上では「大学生に任せるキャパを超えてる」「大変だったろうなあ」「当時は連絡する手段も今に比べたら大変そう」「他国民にはわからんがその国の人が見たら違和感あるんだろうな」と偉業を成し遂げた吹浦さんをねぎらう反応が多かったようです。


―― やわらかニュースサイト 『ガジェット通信(GetNews)』
情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 「簡単そうな日の丸が一番難しい」 東京オリンピックの公式国旗をつくったのは国旗オタクの大学生!? 制作秘話に反響続々