2017年3月7日に『WikiLeaks(ウィキリークス)』は、アメリカ中央情報局(CIA)のサイバー・インテリジェンス・センターの8761の文書とファイルを公開しました。その多くは『トロイの木馬』のようなウイルスやマルウェアに関するものですが、その中に日本の顔文字を収集した文書があることが話題となっています。


「Japanese style Faces」と題された文書では、さまざまな顔文字が100以上並んでおり、「∩( ・ω・)∩ 」「ヽ(`Д´)ノ」「( ´∀`)」「(゚∀゚)」といったおなじみのものや、東方ネタとして一世を風靡した「( ゚∀゚)o彡゜えーりんえーりん!!」までもリスト入り。



中にはその意味についてコメント付きのものも。おおむね、日本においてどのように使われているのか把握されていた模様ですが、「(`・ω・´)” 」が「innocent happy」とされているなど、首を傾げるものも混ざっています。


Σ (゚Д゚;) surprised

Σ(゚Д゚;≡;゚д゚) confusion

Σ(||゚Д゚) scary

(・∀・) “well”or “good”

(・A・) “bad”or “not good”

(ღ˘⌣˘ღ) ♫・*:.。. .。.:*・   happy with music

(ღ˘⌣˘ღ) –no thx

(╯°□°)╯︵ ┻━┻ table flip

(●´∀`●) relieved happy

(◕‿◕✿) cute happy

(屮゚Д゚)屮 “Come on”or “Come here”

(`・ω・´)” innocent happy

(゚Д゚) “heh?”or “what are you saying?”or “surprised”

(゚Д゚)y─┛~~   smoking

( ゚д゚)、 vomits saliva

y=ー( ゚д゚)・∵. shot my head


この絵文字については、海外からは「CIAは何をする気だったんだ」と疑問に思う声が多く、「特別な知識がないと理解できない」といった意見も見られました。


とはいえ、このリストには「ニガー? ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ ニガー?」といった日本では馴染みのないものもあり、CIAの中の内部文書や、何らかの暗号として使われていた可能性も現段階では否定できないのではないでしょうか。

また、『WikiLeaks』は「CIAのマルウェアがPCやiPhone、Android、スマートテレビをターゲットにしている」と主張しており、こちらの解明も待たれるところです。


Japanese style Faces(WikiLeaks)

https://wikileaks.org/ciav7p1/cms/page_17760284.html [リンク]


情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 米CIAが日本の顔文字を収集!? 『WikiLeaks』のリークによって明らかに