4月25日放送の『羽鳥慎一モーニングショー』(日本テレビ系)に、テレビ朝日報道局の局員でコメンテータの玉川徹氏(60)が出演。投資の話題で核心をつく発言をし、MCの羽鳥慎一アナ(52)が「あまり言うのもどうかと……」と戸惑う場面があった。

 22日、日経平均株価が3万円を突破しバブル以降の最高値を更新。その要因のひとつと言われるのが「バフェット効果」。“投資の神様”と呼ばれるアメリカの投資家であるウォーレン・バフェット氏(92)が先月来日し、日本株への投資に前向きな発言をしたことで、世界中の投資家が日本株に注目したことが影響しているという。

 番組では、バフェット氏の投資スタイルは“長期保有”だと説明。解説者の経済評論家・加谷珪一氏(54)によると、「持ってた株を売ったら(その後)もっと(価値が)上がっちゃった。株をやったことがない人にはピンとこないかもしれないが、運用をしたことがある人ならピンとくる。損失を出したことよりも、持ってた株を売っちゃってその後もっと上がったときが一万倍くやしい」とのこと。

 すると、羽鳥アナが「庶民レベルでわかりやすく言うと、パチンコをやってて出なくて台を変えたら、その後(変える前の台で)出てた」と例を出し、コメンテーターの結城東輝弁護士もうなずいていた。

 また、バフェット氏の「人のアドバイスに頼らず自分が理解できるビジネスに自分の判断で投資せよ」という“投資哲学”。玉川氏は「勉強になるね~」と言いながら、「株の話で言えば、証券会社にアドバイスを求めても、証券会社は手数料が入ってくるビジネスなんだから、なるべく売り買いをやってもらったほうがいいわけだから、別に私の投資するほうのお金が増えることを一生懸命考えてくれるわけじゃないもんね」とコメント。

 これに羽鳥アナは「あまり言うのも、どうかなと思いますけれども……」と言葉を選びながら、「色々な商品を提供写真してくれる銀行とか会社も、そりゃ自分たちの利益を考えてやるわけです。そこも考えて自己判断で(投資すべき)」と補足した。

 なお、玉川氏は“株式投資”をしていないそうで、「なんでかって言うと、バフェットさんも『この会社は、自分がちゃんと考えて成長する会社だ』って信念や確信が持てるから投資するわけでしょ?」と言うと、「個別の会社の中身なんてわかりませんよ、外から見たら。中にいたって分からないんだから」とバッサリ「だからそんな難しいものは僕やらないと思ってやってきませんでした」と語った。

 この放送にネット上からは「投資などしたことがない連中が投資を論じるのはチェリーボーイの恋愛指南みたい」「こんだけ得意げにしゃべるけど玉川はどうせたいした投資なんてやってないだろーな」「玉川を切って新しい若手に投資してやれよ」「羽鳥さん絶対パチンコやってるやんwww負けるより手放した株が上がるのが悔しいを一般に例えてパチンコで離席した台が当たるのが悔しいってホンマに真理やわ」との声が集まっていた。

情報提供元: Daily News Online
記事名:「 『モーニングショー』玉川徹氏、株式投資をしない理由を告白「そんな難しいものは僕やらない」