7月4日に放送された『しゃべくり007』(日本テレビ系)に、人気声優の花江夏樹(31)、小野賢章(32)、梶裕貴(36)が出演したが、声優ファンから「せっかくゲストなのに!」と不満の声が上がっている。

 前半と後半に別々のゲストが登場することも多い同番組だが、この日は「夏!アニメの祭典SP」と題し、最初から最後まで声優の3人が出演。そのため、たっぷりと声優界の裏話や3人のプライベートトークが出るのかと思われたが、トーク場面は序盤のみ。しかも、オーディションが一緒になることが多い、花江と小野が“サウナ友達”というトークを簡単に紹介しただけだった。

 その後は、サプライズゲストとして声優の大谷育江(56)が登場し、全員で名作映画『ローマの休日』のアフレコをすることになったのだが……。

「相手のオードリー・ヘップバーン役を演じた大谷がずっとアフレコをしているのに対し、肝心のゲスト声優3人の出番はほんの少し。あとは、しゃべくりメンバーのおふざけアフレコに時間をとられ、SNS上では『え?まだやるの?芸人のアフレコ見たくないんだけど』『芸人のふざけたアフレコの時間要らんのよ。声優さんの話聞きたいのに』『せっかくゲストなのにトークさせてよ』と不満の声が続出していました」(芸能ライター)

 また「賢章さんだけカメラに抜かれる回数少なくない?」といった不満の声もあがることに。ネプチューン・堀内健(52)の持ちギャグ『ジャングルパニック』に合わせて、声優3人がジャングルの動物たちの鳴き声をした際、花江と梶が何度かカメラに抜かれたのに対し、なぜか小野は全然カメラに抜かれていなかったためだ。

「さらに『衝撃を受けた名作アニメ10選』と題し、出演者が衝撃を受けたアニメも紹介されましたが、これがなんと14年前にしゃべくりメンバーにとったアンケートをもとに作られたもの。そのため、ラインナップが『アルプスの少女ハイジ』『フランダースの犬』『あしたのジョー2』『ど根性ガエル』と古すぎるものばかり。『人気声優3人を集めてまでする企画か?』とファンは呆れかえっていましたよ。これだけアニメ・声優業界が盛り上がっているにも関わらず、なぜ14年前のアンケートをここで持ち出しきたのでしょうか?スタッフの怠惰と思われても仕方ないですよね」(同)

 小野がせっかく、妻で声優の花澤香菜(33)がヒロインの声を担当している『夜は短し歩けよ乙女』をあげたものの、触れられることなく終了。アニメや声優特集では、ファンを名乗るタレントがよく一緒に出演し、出演者などに一生懸命解説し盛り上げてくれるが、そのありがたみと重要性がよくわかった回だった。

情報提供元: Daily News Online
記事名:「 『しゃべくり007』声優ファンから不満爆発で「芸人のアフレコいらない」の声