10月2日の『スッキリ』(日本テレビ系)では、お笑いコンビ・爆笑問題の太田光(55)が初出廷した「日本大学芸術学部裏口入学報道裁判」を特集。法廷でも太田はボケを連発していたというが、加藤浩次(51)とハリセンボン・近藤春菜(37)が太田を擁護する発言をし、視聴者から苦言が上がっている。


 今回の裁判は、「週刊新潮」(新潮社)が、太田の父(故人)が大学側と金銭の取引をして太田を裏口入学したと報じたことに対し、太田が「事実無根」として約3,300万円の損害賠償と謝罪広告を求めて提訴しているものだ。


 著名人の裁判とあって、東京地裁の前には多くの報道陣が押しかけていたが、番組では太田が黒い車に乗って東京地裁に入って行くときの写真を画面に表示。ただ、使われた写真がまるで犯罪で捕まった人が連行されて行くときの様子を彷彿させるような写真だったことから、加藤は「あの写真は……。訴えてる側だからね!逮捕されたわけじゃないからね。この写真。訴えてる側がこの(写真の)切り取られ方は、太田さん怒りますよ、コレ」と番組に苦言を呈していた。


「また、番組では太田が法廷でも“太田劇場”と呼ばれるボケを連発していたことを紹介。宣誓の際に小声で『伊勢谷友介』とつぶやいたり、『(試験の前日に)ホテルに缶詰めは本当?』との質問に『ラブホテルですか?』と返答したことなどが、例として紹介されたのですが、視聴者からは『最低限のモラルがあるはず。わきまえられないなら何故法廷に出たのか?』『法廷は厳粛な場所。芸人であろうが誰であろうが、このような行為は悪ふざけに過ぎない。』など、強く批判する声があがっていました。


 しかし、太田の法廷での言動に対し加藤は『まぁボケざるを得ないね、太田さんの性格的に』とニヤニヤ。近藤春菜も『普段でも楽屋でも太田さんはずっとボケられる方なんで、これが太田さんなんですよね』と、特に悪いことだとは思っていないようなコメントをし、『人がいたら太田さんはこうなるしって。いつもと変わらないっていう印象ですよね』と、太田なら仕方がないと言わんばかりに擁護していました」(芸能ライター)


 しかし、法廷は「争いの焦点とは関係のない立ち振る舞いや言動は避けるべき場所」というのが一般的な考えだ。そのため、加藤と近藤のコメントに「あのような人間だからふざけるのは仕方がないとか、かばう加藤浩次に近藤春菜、気持ち悪い。裁判中ってふざけてもいいのか?」「いやさ、それ芸人仲間だから『それが太田さん』って言葉が出てくるんだろうけど、 大人なんだからTPOはわきまえるべき」「加藤と近藤春菜はなんで法廷でボケる太田光を庇うんだ?こと芸能界の先輩に関しては甘いよね。」と批判の声が続出していた。


 一部では「さすが太田」との声も上がっていたが、やはり全面的な擁護には違和感を覚えた人が多かったようだった。

情報提供元: Daily News Online
記事名:「 加藤浩次『スッキリ』法廷でボケ連発の爆問・太田を擁護で批判殺到「なぜ庇う?」