テレビ朝日・小川彩佳アナ(33)が『報道ステーション』(同局)を9月いっぱいで卒業することが発表された。10月からは富川悠太アナ(41)が残留し、元テレビ朝日で現在フリーの徳永有美アナ(43)とともにキャスターを務める。


 小川アナは10月から系列のAbemaTVで『AbemaPrime』のキャスターに就任することも発表されており、テレビ業界からは「左遷」であると揶揄する声が上がっている。だが、この人事には「政治的」な背景があると見る向きもある。


「明らかに局上層部からの”報復人事”です。今年4月に同局の女性社員が福田淳一・元財務省事務次官からセクハラを受けたにもかかわらず、上司の判断で自社による報道がされなかったという出来事があった。4月19日の放送で、彼女はこのニュースを伝えた後、しばし沈黙。憮然とした表情で、深くため息をついてみせるという行動を見せました。これが上層部の一部で”局批判”と映ったようです」(報道番組ディレクター)


 さらに、彼女は26日の放送でも『テレビ朝日社員としても、体制や意識が大きく変わる転換点にしていかなければならない』と自戒するコメントを残している。これも視聴者には耳触りが良く好評だったが、局内には「ジャーナリスト気取りで生意気」とする社員もいたという。


「小川アナは、慶應義塾大学病院の診療部長を父親に持つお嬢様育ちで、強いリベラル志向で有名。しかし、特に記者や現場取材は経験しておらず、それが”報道のテレビ朝日”を自負するベテラン社員には机上の理想主義と見えたのかもしれません」(同ディレクター)


 小川アナ自身は「未知の世界へダイブするような心持ち」と意気込みを話すが、局の看板番組からネット放送では格落ち感は否めず、アナウンサー人生に大きな失点となった。番組プロデューサーの交代に伴う社内人事の一貫とする見方もあるが、小川アナと入れ替わりで番組に入るのはフリーの徳永アナだ。業界内に「予算削減」の号令が出ているにもかかわらず、あえてギャラのかかる体制に変えるのも”当て付け”に見える。


 そんな小川アナにSNSやWEB掲示板からは「櫻井翔は15歳年下のミスコン女王と遊ぶし、小川ちゃん踏んだり蹴ったりだな」「テレ朝キツイすぎる。Abema送りは、実質的な島流し」「左遷するなら富川と後藤謙次だろ!」など同情する声も多く見られた。


 とはいえ、規制の少ないAbemaTVは小川アナにとって才能を活かせる場かもしれない。地上波とは違った忌憚・忖度ない報道を期待したい。

情報提供元: Daily News Online
記事名:「 小川彩佳アナ、「報ステ追放」は報復人事か…嵐・櫻井翔との破局で狂った人生設計