おすすめの表記



まずは、ニキビケア商品によく使用されている表記で積極的に選択したいものをご紹介します!




①ノンコメドジェニックテスト済み



ノンコメドジェニックテストとは、化粧品を皮膚に塗布し、コメドと呼ばれる皮脂で毛穴が詰まった状態であるニキビの初期症状が一定の基準で現れるか否かをみる試験です。そのテストにクリアした商品にこの表示が許されます。



ニキビが絶対に出来ないという訳ではありませんが、少しでもそのリスクが減るのなら取り入れたいですね。






②アルコールフリー



アルコール(エタノール)は清涼感やベタつきを抑えてくれる働きがあることから好んで使っている方もいるかもしれません。



しかし、お肌を乾燥させやすくしてしまうんです。

ニキビに乾燥は厳禁!なるべくエタノールの入っていない商品をオススメします。






③オイルフリー



先ほど乾燥は厳禁! と言っておきながら、保湿効果のあるオイルに注意しなければならないのは矛盾を感じるかもしれません。

しかし、オイルはニキビの栄養になることがあります。



保湿成分はオイル以外にもありますので、なるべくオイルフリーの化粧品を使用した方が良いですね。





それでは、次項目からお悩み別に有効成分をご紹介していきます!






現在進行形のニキビにおすすめの成分





①グリチルリチン酸ジカリウム



有名な消炎作用のある有効成分です。ニキビの菌を殺す働きはなく、あくまで炎症を抑えるために使用します。




②イソプロピルメチルフェノール



こちらは殺菌作用があり、菌が増殖するのを防いでくれます。

グリチルリチン酸との併用もでき、ニキビ化粧品にはよく使用されています。






③ヨクイニンエキス/ハトムギエキス



皆さんもよくご存知のあの「ハトムギ」です。

ヨクイニンはターンオーバーを整えたり、炎症を抑える働きがあるのでニキビに限らず肌トラブルのある方にオススメの成分です。






ニキビ痕におすすめの成分





①アスコルビン酸(ビタミンC誘導体)



美白化粧品を謳っているものに含まれていることが多い成分です。

抗酸化作用があり、メラニンの生成を抑えたりコラーゲンの生成を助けたりする働きがあります。




②トラネキサム酸



肝斑治療で一躍有名になったトラネキサム酸。

色素沈着抑制作用、抗炎症作用などがあります。




③プラセンタエキス



保湿効果や血行促進、新陳代謝作用を持ち色素沈着を防ぐ効果があります。




クレーターケアにおすすめの成分



クレーターはお肌の真皮層まで炎症が影響してしまっているため、化粧品で改善を促すことはとても難しいです。しかし、私も少しでも目立たなくしたい…! と思う一人でもあるので、そのことを前提にご紹介していきたいと思います。




①レチノール



シワへの効果を謳った化粧品によく含まれている成分です。

レチノールは線維芽細胞と言われる真皮細胞を作る細胞を活性化させ、肌にハリや弾力を取り戻してくれる作用があります。

またターンオーバーを促したり、水分を保持する作用もあります。



これらの作用によってお肌を少しでもふっくらとさせ、クレーターを目立たなくする働きがあります。




②セラミド



セラミドは水分保持能力があり、お肌を保湿してくれます。

お肌が乾燥してしまうとハリや弾力が低下しクレーターやシワが目立ってしまうため、積極的に取り入れたい成分です。






注意事項



いかがでしたか?

よく耳にする成分から初めて聞く名称もあったかと思います。

どれも有効的な成分でありますが、あくまで角質層までしか浸透しない化粧品であるため、残念ながら化粧品だけで完治しようとするのは難しいです。



食事や睡眠などの生活習慣を整えた上でプラスαとして捉えてくださいね。



また、ご自身のお悩みに合致した有効成分入りの化粧品に出会っても、お肌に合う、合わないは使用してみないと分からないところがあります。



化粧品を変える際の注意点などをまとめた記事も過去に執筆しているので、そちらも参考にしてみてくださいね。



化粧品を上手に選択して、少しでも憧れの美肌に近づけるように私も頑張ります!


情報提供元: 女美会
記事名:「 ニキビのお悩み別! 選びたい有効成分