大まかなジムの種類と特徴




スポーツジムの形態にも様々ですが主に以下の3つに分かれるでしょう。

まずはどれが自分に合うか考えてみましょう。



「1」.マシンフロアをメインとした月会費固定型ジム

 一番オーソドックスで、最近流行りの24時間ジムなどはこのタイプ。店舗によりスタジオレッスンやプールがあるのが特徴。また基本的には一定の月会費で使い放題が多いです。

別途料金でジム内でパーソナルトレーニングを行っている場所もあります。



<費用の相場>

例:平日利用のみ月々5000円、平日土日利用月々8000円

※パーソナルは別途1回1時間6,000円前後





こんな人におすすめ

・時間に融通が利かない(予定が変わりやすい)

・黙々とトレーニングをしたい。

・コストを抑えたい

・友人などと複数で行いたい



「2」.パーソナルトレーニング専門ジム

 マンツーマントレーニングのみを行っているジム。フリースペースなどはないことが多く、料金は1回あたりか回数制限のある月会費が主流。その人にあったトレーニングメニューを作成しトレーニング中もつきっきりのためより詳しいトレーニングが可能。



<費用相場>

例:1回1時間6000円~12,000円



こんな人におすすめ

・1人ではさぼってしまう・継続できない。

・比較的、時間の調整がつく方。(予約制のため)

・部分的に鍛えたい方(例:背中痩せしたいけど背中の筋肉の使い方がわからない)

・姿勢改善や体質改善など崩れたバランスを整えたい方。(スポーツのパーフォーマンスの向上など)

・高血圧や糖尿病、傷病歴(膝や腰の関節が弱いなど)身体的な不安がある方。



「3」.スタジオレッスン専門ジム

最近多いヨガスタジオのような多対一(会員多数に対し先生一人)のジム。フリースペース等はなく規定の時間に来店しスタジオレッスンに参加します。料金体制は回数券、回数制の月会費、使い放題の月会費制など幅広くあります。



<費用相場>

月4回まで5,000円~10,000円 使い放題15,000円~



こんな人におすすめ

・大人数で楽しく運動をしたい方。

・習いながら行いたいがコストを抑えたい方。

・友人などと複数で行いたい方。



※以降は番号で表記します




ジム選びはこれを気をつけろ




どのタイプか決まったら次はそれぞれで気を付けるべきポイントを押さえていきましょう



「1」.マシンフロアをメインとした月会費固定型ジム の注意点

・利用時間帯の混み具合の確認

この場合でよくある失敗は、混み具合による問題です。いつでも自由に使えるのがメリットの反面、混み具合によっては使えないこともあります。特に有酸素運動のマシンは1回の使用時間が長くなかなか順番が回ってこないなんてことはよくある話です。それが原因で行くのが嫌になり幽霊部員になってしまう方も多々います。



またスタジオレッスン、プールも参加人数制限があります。見学などは無料で行えるところが多いので自分がよく通うであろう時間に見学に行き、混み具合を見て器具、広さ、マシンの数が充分か確認するといいでしょう。



・トレーナーが詳しく教えられない可能性あり

フロアにはトレーナーが数名いますが、常に張り付いて教えてくれるわけではありません。またアルバイトで専門的な知識がないスタッフもいる場合があります。使い方が正しくないため腕や脚ばかり筋肉がついてしまうなんて方は多いです。トレーニング経験がある方はいいですが、初心者の方はどこまでしっかり教えてくれるジムなのか見学の際に確認しましょう。



コストを抑えたい方は、最初の何回かのみパーソナルでついてもらうのも1つの手です





「2」.パーソナルトレーニング専門ジム の注意点

・金額、トレーナーの質。

マンツーマンのため質の高いトレーニングを受けられるのが特徴ですが、コストとしては一番高くなります。1時間あたり6,000円~10,000円前後が相場でしょう。もちろんもっと安いところもありますが、安くなればなるほど担当するトレーナーの質は下がる傾向があります。



また痩せることに関してはどのトレーナーも比較的に知識がありますが特定のケガやスポーツ動作の改善の場合、専門知識のあるトレーナーが在籍していない場合もあります。細かい目的がある場合は、HPでトレーナーの資格の有無を確認するか事前に連絡して聞きましょう。

(詳しく答えずとりあえず体験をしてみて、とだけ言うところは怪しいです。)



・予約の取れやすさ

マンツーマンのため枠は比較的少なくなります。入会したはいいものの予約が取れないでは意味がないですよね。「1」のタイプよりも混み合う時間帯が仕事終わりの夕方から夜になりやすいので事前に確認をとりましょう。





「3」.の注意点

・レッスンのスタート時刻

レッスン時間は決まっているため、自分のライフスタイルと合わないと通いにくいですよね。1レッスン1時間のものが多いため間に合わず逃してしまうと待ち時間が長いです。「1」のタイプと違い時間つぶしに運動できる場所もないため手持無沙汰になってしまうこともあるかと。






最後に重要なのはフィーリング




目的、コスト面などが見えてくるとある程度絞られてきます。あとはフィーリングです。そのジムごとにコンセプトがあり「オシャレ」や「アットホーム」、「リッチ感」様々あります。HPから受けた印象と違う場合もあります。



例えば有名な「ゴールドジム」。ボディビルの人向けだから私には無理と思って先に選択肢から消したりしていませんか。実は行ってみるとそんなことはなく、女性もたくさんいたり。行ってみて印象が変わることはざらです。



テレビで取り上げているのはほんの一部。テレビうけするものばかり取り上げているので偏った印象になりやすいです。先入観を持たずに一度見学に行くべきです。

体験は有料ですが、見学はどこもタダです。見学を嫌がるところはそうありません。まずは行ってみることが大切です。






トレーナーとしてアドバイス




どれだけジムがよくても、運動はつらくめんどくさいと思う方がほとんどですよね。継続のために家から近いという観点から決めるのも一つの方法です。




情報提供元: 女美会
記事名:「 あなたに向いているジムはどれ? 種類別ジムの選び方・注意点