「石けんを泡立てるのが苦手」と感じている方、意外と多くないですか?



じつは私も、石けんを泡立てるのは面倒くさいと感じる時期がかなり長くありました。
泡立てなくても使えるタイプの先顔料もありますが、やはり主流は泡立てるタイプ。そしてたっぷりの泡で洗う洗顔方法は、やっぱり気持ちがいいですね。



今回は、石けんの泡立てに苦手意識があった私が、苦手を克服するために実践している石けんの泡立て方のポイントを詳しくご紹介します。石けんを泡立てるメリットについてもお話しするので、ぜひご覧ください。



石けんは泡立ちづらい?石けんを泡立てるメリット


洗顔の要はやはり“石けんの泡立ち”!石けんを上手に泡立てる方法をご紹介する前に、まずは石けんを泡立てるメリットについてご紹介します。



石けんの泡が汚れを絡めとる


洗顔の役割とは、皮脂や汗、古い角質、ほこりなど肌の汚れを洗い流すことです。じつは水溶性の汚れは、たっぷりのお湯で洗うことで大部分を流すことができるともいわれていますが、一方で油溶性の汚れは洗顔料を使った方が落ちやすいと考えられています。



そして、ぬるま湯では落としきれない肌の汚れを絡めとってくれるものこそが、“泡”なのです。泡が汚れを包んで浮かすことで、肌に不要な汚れをしっかり洗い落とすことができます!



石けんの泡が摩擦を減らす


たっぷりの泡で肌を洗うことは、手と肌との摩擦を減らして負担を軽減することにもつながります。



乾燥やシミ、しわなどの肌悩みにつながりかねない摩擦をできるだけ減らすためにも、たっぷりの泡でクッションをつくり、やさしい力加減で洗顔をすることが大切です。



石けんを泡立てるポイント


それではいよいよ、モコモコの泡をたっぷりつくるために私が実践している、石けんを泡立てるポイントをご紹介していきます。どれも些細なことですが、するのとしないのでは結果が変わることばかり! ぜひ試してみてくださいね。



①事前に手を洗う


洗顔用の泡をつくる前に、まずは手を洗いましょう! 手に雑菌がついた状態だと、石けんの泡立ちが悪くなってしまうことがあります。石けんを手に取る前に、ハンドソープで手の汚れをきれいに落としておきましょう。



②水を少しずつ加える


泡立て中に少量ずつぬるま湯を加えることで泡立ちをよくすることができます。ただし、ぬるま湯の加えすぎはNGです! 少しずつ少しずつ、数回に分けてぬるま湯を加えるとキメの細かいモチモチと弾力のある泡をつくりやすくなります。



③空気を含ませる



石けんを泡立てるときには、泡に空気を含ませることも大切なポイントです。片手で泡の受け皿をつくり、もう片方の指先を茶せんのように丸め、空気をふくませながらシャカシャカと泡立てましょう。



④短気を起こさない


じつはこれが一番大切かもしれません。仕事で疲れて帰ってきたとき、飲み会の帰りで猛烈な睡魔を感じているとき…正直にいえば石けんを泡立てるのは面倒な作業です。



ここまで紹介したポイントを踏まえれば、かなり時短でたっぷりと泡をつくることができるはずですが、一刻も早くベッドにダイブしたい心境のときにはかなりの苦行…。そんなときには、「毎日のスキンケアが未来の私をつくるはず」と心の中で唱えながら深呼吸して、気持ちを落ち着けましょう。



石けんを泡立てるための時短グッズもおすすめ


やっぱり、石けんを手で泡立てるのはどうしても苦手! そう感じる方は、洗顔グッズを利用するのもおすすめです。もっとも手に入りやすい洗顔ネットも、泡立て方のポイントは手を使用するときと一緒で「きれいな手」「少量のぬるま湯」「空気」です。



まず、ぬるま湯でぬらしたネットに適量の石けんをつけ、手の中でネットを丸めるようにして空気を含ませます。



少量のぬるま湯を加えながら、もみこむようにして泡立て、しっかりとネットをしごいて泡を取り出してください。



モコモコと弾力のある、たっぷりの泡を使った洗顔はクセになる気持ちよさ。ぜひ毎日のスキンケアに、たっぷりの泡洗顔を習慣化してみてくださいね。



情報提供元: 女美会
記事名:「 石けんを泡立てるポイントは?洗顔の命“ふわもこ泡”の作り方