- 週間ランキング
ぽっこりお腹=脂肪がたっぷり…とイメージする方も多いのではないでしょうか。しかし、お腹がぽっこりする原因はそれだけではありません。
お腹周りの筋肉には、内臓を支えるコルセットのような役割があります。筋肉が衰えると、支えられなくなった内臓が下がって下腹部がぽっこり…。さらに、内臓に脂肪がつくと、お腹のぽっこり度はさらにUPします。
お腹周りの筋肉が衰える理由は、運動不足、加齢、出産などさまざま。筋肉を鍛え、脂肪を燃やす&コルセットの役割を復活させるのが、ぺたんこお腹のために必要です。
骨盤の歪みも内臓が下がって、お腹ぽっこりになる原因の1つ。
姿勢が悪い、頬杖をつく、背中や腰を丸めて座る、足を組む、どちらか片方の足に重心をかけて立つ癖がある、かばんを持つのはいつも同じ手…など些細なことでも骨盤の歪みにつながります。
体の冷えは、代謝ダウンで溜め込みやすい体に。お腹周りに老廃物や不要な水分、脂肪が溜まってぽっこりお腹になってしまいます。
ぽっこりお腹を本気で何とかしたいなら、努力が必要です。「1日数分のエクササイズ」や「少しだけ生活習慣を見直す」なら、無理なく続けられるのではないでしょうか。
お腹をぺたんこにするために毎日やりたいことを紹介します。
プランクは、ぽっこりお腹解消におすすめの定番トレーニングです。慣れるまでは少しつらいですが、短時間からはじめて徐々にトレーニング時間を増やしていきましょう。
腕の力だけで支えるのではなく、以下のポイントを意識しましょう。
プランクに慣れたら、舟のポーズを追加しましょう。体幹を使ってポーズキープするので、お腹周りをしっかり刺激できますよ。
慣れるまでは、背中が丸まりやすいので注意しましょう。ポーズが辛くて背中が丸まる場合は、手をお尻の横について体を支えてもOKです。
余裕がある場合は、足をまっすぐ伸ばして持ち上げられるところまで上げましょう。
骨盤を歪ませないためには、美しい姿勢が大前提。姿勢の改善にはプランクなどで体幹を鍛えるのが有用ですが、合わせて骨盤周りの緊張をほぐすとベター。肩こりにもおすすめのエクササイズです。
視線を上にするときは、首から上だけを向けるのはNG。胸とおへそが遠ざかるイメージで上半身を伸ばしましょう。
仕事や家事をしているとき、何も意識しなければお腹の力は抜けてしまうもの。下腹にぐっと力を入れて生活するようにしましょう。
さらに、吐く息に合わせてお腹をギューッと収縮させると、プチエクササイズになります。
ぽっこりお腹の原因になる冷えと便秘を何とかしたいなら、食生活の見直しがかかせません。
まるで栄養士が考案したようなメニューでなくても、自分ができる範囲で食生活を工夫しましょう。
例えば…、
忙しくて朝食抜き!という方は、何でもいいので朝食を口にするところからはじめてみるのもの良いですね。
季節を問わず、体は意外に冷えているもの。お腹やお尻に手を当てるとひんやりしているなら、シャワーではなく湯船に浸かるのを習慣にしましょう。
入浴は体を温めるのに、非常に有用です。また、代謝UPやリラックス効果などのうれしいメリットがたくさんあります。40度程度のお湯に肩まで10分浸かり、体の芯からぽかぽかになりましょう。
「数分のエクササイズを続け、生活習慣を見直す」or「一生、ぽっこりお腹と付き合う」。どちらを選ぶかはあなた次第です。
ぺたんこお腹は1日にしてならず!と心得て、毎日ちょっとしたことを続けてみませんか?