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髪が「痩せる」とは、髪にツヤやハリがなくなり、ボリュームダウンしてしまうこと。要因は様々ですが、加齢によって痩せてしまう場合が多いのです。さらに、この髪痩せを放置しておくと薄毛になってしまう可能性が高くなるので、注意が必要!
髪痩せを防ぐには、食生活やホルモンバランスを整えるなどの方法がありますが、シャンプー・トリートメント・ドライの髪の毛を直接ケアする工程もとっても重要です。
正しいケア方法をおさらいして、10年後もハリのある髪の毛を育みましょう!
髪の毛が生える頭皮が健康でなくては、良い状態の髪の毛は生えてきません。
シャンプーは髪の毛を洗うことではなく「頭皮を洗うこと」と、置き換えた方が正解。髪の毛を洗うことをメインにして、こすり合わせるように洗ってしまうと髪を傷ませてしまう原因になります。
頭皮や髪の汚れの7割は、予洗いで落ちると言われています。長時間のシャンプーは乾燥を引き起こす原因にもなるので、事前のブラッシングと予洗いを取り入れて、シャンプーは短時間で済ませるようにしましょう。
シャワーの温度は38度程度がGOOD。40度を超える温度は刺激になってしまいます。
シャンプーを頭皮や髪につけてから泡立てるのは過度な摩擦になりやすいため、泡立てたシャンプーを頭皮につけて洗います。髪の毛は頭皮から流れ落ちるシャンプーだけで、十分に汚れを落とすことができます。
シャンプーをしたときの2倍の時間をかけて、しっかりと流していきます。頭皮にシャンプーが残らないよう、頭皮中心にすすいでいきます。
トリートメントをするのとしないのでは、ドライ直後からその違いは明らか。そもそもトリートメントと、コンディショナー・リンスの違いってご存知ですか?
コンディショナーとリンスは主に髪の表面をなめらかにして、すべりをよくすることでキューティクルの傷みを防いでくれます。
トリートメントは髪の内部に成分を浸透させて、髪の傷みをケア・補修、髪の質感をコントロールしたりするもの。リンス・コンディショナーの機能も併せ持つものがほとんどなので、シャンプーの後はトリートメントの使用が最もおすすめです。
髪の毛に水分が多く残っていると、せっかくつけたトリートメントが流れ落ちてしまうので、できるだけ水気を取ってから塗布するようにしましょう。
根元からつけると洗った頭皮がベタついてしまうので、つけないように注意。トリートメントが浸透するように揉み込みながら塗布したあと、さらにコームでとかすと、まんべんなく1本1本にいき渡ってGOOD。
メーカーにより異なりますが、長くても10分程度を目安に放置して浸透させていきます。
トリートメントはどこまで流したら良いのか悩みますよね。でもトリートメントは髪内部に成分を浸透させることができるので、しっかりと洗い流す方が◎。表面がベタついていると髪が乾きにくくなったり、ほこりや汚れもつきやすくなってしまいます。
ドライヤーの熱で髪が傷みそう、時間がかかって面倒くさい…などの理由から、自然乾燥させたり、乾かさずに寝てしまう方がいますが、これは絶対にNG!
湿った状態で放置すると雑菌が繁殖したり、キューティクルが広がったままなので髪を傷めやすいのです。シャンプー後はすぐに乾かすようにしましょう。
タオルの上から指の腹でマッサージするようにして頭皮の水気を拭き取ったら、タオルで髪の毛を挟み込んでプレスしていきます。ゴシゴシと髪の毛同士をこすり合わせて拭くのはNGです!
濡れた状態で絡んでいる髪の毛にいきなりブラシを使うのは髪が傷みやすいため、手で絡まりをほどいてからブラッシングします。アウトバスオイル等はそのあとに塗布しましょう。
まずは温風でしっかりと根元を乾かしてから、毛先におろしていきます。ドライヤーは1点に集中させて当てるのではなく、髪の毛から10cmほど離した位置で、風を散らすように振りながら当てていきましょう。
温風で8割~9割程度乾いたところで冷風に切り替えて、完全に乾かしていきます。最後に冷風を使って仕上げることで、キューティクルが閉じて、潤いが逃げない髪の毛になりますよ。