あごがたるむ原因を知ろう


出典:GODMake.

ていねいにスキンケアをして、メイクもばっちり。なのに、メイクがうまく決まらない。なんとなく最近、フェイスラインがぼやけてきたかも。


その悩みは「あごのたるみ」が原因かもしれません。まず、あごのたるみチェックをしてみましょう。


【簡単チェック】



  1. 姿勢を正して、壁に後頭部と肩をつけて立つ

  2. あごを引く


あごを引いた時に、たるみが出た人は今すぐたるみケアを始めるのが吉!まずは、あごのたるみの原因を知り、改善できるポイントをおさえていきましょう。


表情筋の衰え


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私たちが笑ったり、悲しんだり、さまざまな表情を作り出せるのは「表情筋」のおかげです。顔には、30種類以上の筋肉があります。


表情筋は皮膚を支え、肌のハリに欠かせない存在。したがって、表情筋が衰えると顔全体の皮膚がゆるんで、顔の脂肪が下がってしまうのです。特に、頬やあごは、顔の中でも厚い脂肪がついているパーツ。厚い脂肪が下垂して、下向き口角、ほうれい線、あごのたるみを生じさせます。


表情筋が衰える理由はいくつかあります。


加齢


筋肉は筋線維が集まって構成されています。年齢を重ねると、筋線維が委縮して筋肉量が低下。皮膚を支える力が弱まり、あごのたるみにつながります。


しかし、加齢なら仕方ないとあきらめてはいけません。体の筋肉を鍛えるとお腹や二の腕が引き締まり、お尻のたるみも解消しますよね。それと同じで、顔の筋肉も鍛えればリフトアップが期待できます。


毎日、数分、3~5ポーズの表情筋トレーニングを取り入れてみてはいかがでしょうか。


食事でしっかり噛まない


忙しくてサッと食事を終えている人は要注意。食事のときに、しっかり食べ物を噛まないと、運動不足で表情筋の筋力が低下します。


ただでさえ欧米型の食事が多くなった現代日本では、あごをしっかり使う機会が減っています。なるべく硬めの食べ物をよく噛んで食べることを意識して、表情筋の衰えを防ぎましょう。


無表情


デスクワークでパソコンに向かっているときやスマホをいじっているとき、どんな表情をしていますか?無表情でいることが多いのではないでしょうか。無表情だと、表情筋が使われずにどんどん衰えてしまいます。


また、無表情のときは口角も下がり気味で、不機嫌な顔に見えてしまいます。仕事中や日々の生活の中で、口角をキュッと持ち上げるよう意識して、無表情になるのを防ぎましょう。


紫外線によるダメージ


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人間の肌の奥「真皮」には、肌のハリや弾力に欠かせないコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸などが存在します。これらのハリ成分を生み出すのが線維芽細胞(せんいがさいぼう)です。


紫外線、特に紫外線A波は真皮にまで届いて、肌に大ダメージを与えます。線維芽細胞の破壊、線維芽細胞の機能低下によるハリ成分の減少、ハリ成分の破壊などです。


真皮内のハリ成分が失われると、肌全体のハリや弾力が低下。顔の脂肪が下垂して、あごのたるみを生じさせます。


「光老化」という言葉も登場するほど、紫外線の肌への悪影響は大きなもの。1年を通して日焼け止めをしっかり塗って、あごのたるみを阻止しましょう。


体重の増加


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体重が増えると皮下脂肪が増えて、頬やあごの脂肪が厚みを増します。脂肪が増えるほど、その重みを皮膚が支えられなくなり、垂れ下がってあごのたるみを生じます。


体重増加は見た目の美しさを損なうだけでなく、病気のリスクもUPさせます。栄養バランスを意識した生活や適度な運動で、ベストな体重をキープしましょう。


リンパの滞り


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体の冷えや血行不良、塩分の過剰摂取などで生じる顔のむくみも、あごのたるみの原因に。


リンパ液と血液の流れが滞っているため、顔に水分や老廃物がたまりやすくなります。すると、水分の重みによってあごがたるんでしまうのです。


適度な運動やリンパマッサージで体の巡りをスムーズに整えて、顔のむくみをブロックしましょう。


姿勢が悪い


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猫背、うつむきがち、頬杖をつくなど、姿勢の悪さは、顔の骨格や表情筋のゆがみを引き起こして、あごをたるませます。また、ゆがみによって血液の流れが悪くなり、顔のむくみからあごのたるみにつながることも。


姿勢が悪いと、見た目の老化度もUPしかねません。姿勢が悪くなりやすい人は、腕を上にあげてぐるりと後ろに回してから腕をおろす運動を取り入れてみて。


腕を回しておろすと肩が後ろに引かれて、美しい姿勢を作りやすくなりますよ。


それでは、次に、デイリーケアに取り入れたい表情筋トレーニングをチェックしましょう。


表情筋を鍛えてフェイスラインをすっきりさせよう


舌のばし


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喉の奥から舌のあたりにある筋肉を鍛えて、首筋やあごのラインを美しく整えるトレーニングです。



  1. 姿勢を正した状態で頭を後ろに倒して、上を向く

  2. 口を開き、舌をまっすぐ上に突き出す

  3. 2の状態を10秒ほどキープ


舌の付け根の筋肉を意識して、舌をしっかり伸ばして行ってください。慣れてきたら舌を突き出す際に、舌先を三角に丸めてみましょう。


カメの首のばしポーズ


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あごのたるみの他、口元のたるみにも効果的なトレーニングです。慣れるまでは鏡を見て行いましょう。



  1. 口を閉じたら、下唇を上唇にかぶせる(上唇がしっかり隠れるように)

  2. 1の状態で、口角を上にキュッと引き上げる(10秒キープ)

  3. 2の状態を維持したまま、目線を上げて上を向く(10秒キープ)


あごの下から首筋がぐっと伸びるのを感じながら行います。


表情筋トレーニングは、最低でも朝晩2回、日中も気が付いた時にこまめに行うのがおすすめです。


効果を感じるまで、2週間~数ヶ月かかります。習慣化して、コツコツ続けましょう。


リンパの滞りを解消してあごと首のラインを整える


出典:GODMake.

リンパの滞りを解消して、顔のむくみであごがたるむのを防ぎましょう。リラックス効果も期待できるので、入浴中や就寝前に行うのもおすすめです。



  1. クリームやオイルをマッサージ部位に塗る

  2. 耳の下あたりから首の付け根に向かって、指先で上から下になでおろす。少し痛いくらいでもOK。左右を10回ずつ、ゆっくり行う

  3. 指先をあごの下にあてる。耳に向かってフェイスラインをすべらせるようになで上げる。イタ気持ち良いと感じる強さで、左右を10回ずつ行う


マッサージをするときは、クリームやオイルなどを塗って肌の滑りを良くして行いましょう。肌の滑りが悪く摩擦が起きると、逆効果になりかねません。また、やさしく、ゆっくり、気持ち良い力加減を意識して。


あごのたるみは、複数の原因が絡み合って生じます。だからこそ、デイリーケアが大切。毎日できることを取り入れて、たるみのないすっきりフェイスラインをキープしましょう。


情報提供元: GODMake
記事名:「 気づかぬうちに二重あご!?あごのたるみは早めの対策ですっきりフェイスラインをキープしよう