歯をみがくときに、歯茎から血が出てしまうことはありませんか?



私自身は、ここのところ、歯をみがくときの出血がとても気になります。痛くないのに血が出るのが不思議だったので、調べてみることに。



すると……歯周病疑惑が浮上!



歯周病は細菌が原因で起こる感染症で、ライフスタイルや生活習慣の変化、ストレス過多などによっても起こりうるのだとか。虫歯のように痛みを感じにくいため、自覚症状がほとんどないそうです。



ちなみに歯周病は世界で最も多い感染症で、日本でも35歳を過ぎると約8割が歯周病にかかっているという調査結果もあります。歯周病が進行すれば歯が抜け落ち、全身の病気につながる危険性も。こ……こわい。怖すぎる!!



とはいえ、軽度の歯周病(歯肉炎)はオーラルケアすることで、きちんと防げることも分かっています。



私のように少し怖い思いをしている人はもちろん、口まわりの健康が気になる人は、この機会にご自身のオーラルケアを見直してみませんか?



 

気になりつつも、できてない? みんなのオーラルケア事情





株式会社ジーユーエヌが全国の男女600人を対象に、歯と歯茎の健康に関する調査を行いました。この結果、口まわりで気になることは「歯垢・歯石」が31.3%と最も多く、次いで「口臭」(28.5%)、「虫歯」(28.2%)となりました。



また、対象者の約9割が「歯と歯茎のケアは大事だと思う」と感じているにも関わらず、オーラルケアが十分にできていない現状も浮き彫りに。その理由は「面倒くさいから」が44.6%でトップ、次いで「何をしていいかわからないから」(37.7%)となっています。



実は口臭の主な原因のひとつが歯周病で、これは歯垢・歯石の付着によるもの。歯垢・歯石が溜まった状態だとばい菌が増えやすくなるため、きちんと取り除く必要があります。



 

今すぐに実践できる! 歯と歯茎の簡単ケア





歯垢・歯石を付着させないためには、歯のブラッシングはもちろん、定期的に歯科医院に足を運んで「歯のクリーニング(歯石除去)」をしてもらうことも大切。



これに加え、歯科医がすすめるのは「ガム」を取り入れる「ながらケア」。ただ噛むだけで歯と歯茎をケアできるガムも発売されているので、それらを積極的に取り入れてみましょう。



 

30歳からの新習慣は、コアラの好きな「ユーカリ」がキーワード





歯垢の生成を抑え、歯茎を健康に保つ成分として注目されているのが、コアラの大好物「ユーカリ」です。



すっきり爽やかな香りが特徴のユーカリは、消炎・抗菌作用などが知られており、原産のオーストラリアでは喉の痛みや鼻づまりなどの風邪に備え、ユーカリのハーブティーやアロマオイルを常備している家も珍しくありません。



さて、そんなユーカリは歯周病予防にも効果的なのをご存知でしょうか?



特定のユーカリの葉に含まれるユーカリ抽出物が、歯垢の生成を抑えることで歯周病を予防。歯茎を健康に保ってくれるんです! この事実は、ヒト試験を含むさまざまな研究で明らかに。



いつまでも美しく健康な歯を維持するためにも、歯みがきプラスアルファで、取り入れてみたいですね。



 



ただ、歯のぐらつきを感じるなど、重度な歯周病に悩んでいる人は早めに診てもらうようにしましょう。



さて、私の場合はおそらくストレスからくるホルモンバランスの崩れかと思うのですが、歯周病に発展したらやっぱり怖い……! ということで、出血がおさまらないようなら、歯医者さんに足を運んでみようと思います。



 



参考:オーラルプロテクトコンソーシアム
情報提供元: ANGIE
記事名:「 【面倒くさい…】手間がかかる歯のケア、●●を食べる「ながらケア」でカンタン解決!