手軽な朝食の定番といえば、グラノーラやコーンフレークなどがありますが、それよりももっと栄養価が高く腹持ちがいい食べ物が「ミューズリー」です。



ミューズリーとは主にスイス、ドイツ、オーストリアなどのアルプス地方で食べられている健康食で、ダイエット効果も抜群! ミランダ・カーやアン・ハサウェイが減量のために食べていたことでも知られています。



でも、どんなふうに効果があって、どんなふうに食べていいんだろう……。「ミューズリー」の素晴らしきパワーを検証していきます!



 

「ミューズリー」って何?





ミューズリーはオートミールや稗(ひえ)といった未調理の全粒穀物に、ドライフルーツやナッツを合わせたシリアルです。日本ではあまり馴染みがないですが、アルプス地方では朝食に最適なファーストフード的存在として親しまれています。



他の朝食の定番シリアルといえばコーンフレークやグラノーラですが、栄養価が決定的に違います。



ミューズリーに含まれている穀物は、脱穀処理によって外皮が取り除かれないため、栄養分が豊富です。さらに“未調理”なので太る原因になるといわれているグルテンも含まれていないんです。



コーンフレークやグラノーラにも穀物が入っていますが、基本的には熱を加えて焼き上げているのでグルテンは必然的に含まれます。ミューズリーのほうが健康的なのは一目瞭然ですね。



発祥元とされるスイスでは、療養食としても用いられるほど健康食として位置付けられているミューズリー。世界では石器時代と似た食事をすることで減量を目指す「パレオダイエット」に最適な食事として注目されています。



 

「ミューズリー」で、美肌&減量を達成!





さらにミューズリーは、火や余計な手を加えない未調理状態で作られることから、老化の原因となる「AGEs」という成分の生成を抑えることができます。そのためアンチエイジングにも効果絶大!



普段の食事ではなかなか摂れないミネラルやビタミンB、カルシウムも豊富に含まれているので、お肌の調子を整える効果が。意外なところでは、歳をとるごとに割れやすかった爪が強くなったという声も多く聞かれます。



そしてなんといっても嬉しいのは、食べるだけでダイエット効果が期待できること。ミューズリーにも含まれる、オートミールの食物繊維量はなんと白米の約20倍、玄米と比べても3.5倍もあるんですよ。便秘がちな女性にとっては特に嬉しいですね。



しかもミューズリーには筋肉を維持するタンパク質も豊富に含まれているので、ダイエットのリバウンド防止に効果的。加熱されていない分少々硬いので、満腹中枢が刺激されてすぐにお腹がいっぱいになり、咀嚼による小顔効果も期待できちゃうかも!?



 

現地で好まれている、おいしい食べ方は?





さて、これほどまでに優秀なミューズリーですが、おすすめの食べ方はあるのでしょうか。



現地では、多くの人がマンゴーやキウイといった酵素が豊富なフルーツと一緒に食べています。まさにこれは定番の食べ方で、相乗効果が見込め、栄養の吸収を促してくれるのだそうです。ドライフルーツ入りのものもあるので、それを購入すると便利ですね。



また、最近人気の食べ方は、ナッツやココナッツのミックスです。ミューズリーは未調理であることからあまり歯ざわりはよくないのですが、その足りない「サクサク感」をナッツやココナッツが補ってくれるんですね。口寂しくなったとき、おやつの代わりにする人も多いみたいですよ。



 



アルプス地方では朝食の定番として知られているミューズリーですが、ダイエット効果が高いようで、1ヶ月間朝食にミューズリーを食べていただけで3kg近く痩せたという人も珍しくありません。



効果はこれまで不摂生な生活をしていた人ほど出やすいようです。実は私も2週間ほど食べましたが、1.5kg近く痩せてびっくりしました。特にお通じの良さは感動モノです(笑)。



値段も1パック500円前後とそこまで高くないので、ぜひぜひ気軽に実践してみてくださいね。



 

参考サイト:mymuesli、日本食品製造合資会社、日本穀物科学研究会、BerkeleyWellness

情報提供元: ANGIE
記事名:「 ミランダ・カーも実践!海外で本当に痩せると話題の「ミューズリー」とは?