OculusRift と HTC Vive を通じて、PCのデスクトップ上をバーチャル空間にすることが可能なアプリケーション、Virtual Desktopが発売された。



Virtual Desktopの機能について


Virtual Desktopは、Guy Godin氏が開発と販売をするアプリケーションである。アプリケーションをダウンロードし、OculusRift または HTC Vive を装着し利用する。バーチャル空間上に表示されたデスクトップは、設定で画面を自分の好みにあわせてカーブさせたり、背景を自由にカスタマイズすることが可能だ。


一つのデスクトップ画面を見つめるのではなく、360°の視野で様々なアプリケーションの処理をすることが出来る。例えば、画面上で作業をしながら、同時に、首を横に動かすだけでyouTubeの動画を見ることが可能なので、私達の実生活に限りなく近い環境となっている。



また、Virtual Desktop には、ホームシアターという環境が入っており、実際に映画館の中でお気に入りの映画を鑑賞している状況をしっかりと再現している。NetflixやHuluなど、様々な映画やドラマの動画コンテンツをバーチャル空間で楽しむ事が出来るこの機能は、今までにないVRテクノロジーであろう。



立体的な動画やコンテンツが楽しめるので、PC上でプレイするオンラインゲームについても、今までにない臨場感を体験することが可能なアプリケーションとなっている。


また、360°カメラで撮影された写真や動画の表示に対応しており、実際に自分がその場にいるかのような感覚を体験出来る。今後はライブストリーミング配信を通じた、スポーツ観戦やライブ映像も楽しめるよう、機能が拡張していくことが考えられる。


Virtual Desktopは、Steamの公式サイトより15ドルでダウンロード出来る。現在はWindows 8.x or Windows 10 のOSに対応した仕様となっている。


Virtual Desktop 公式サイト

http://store.steampowered.com/app/382110/


参照元:engadget

http://www.engadget.com/2016/04/18/virtual-desktop-vr-windows/


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情報提供元: VR Inside
記事名:「 Oculus Rift と HTC Vive に対応した、Windows向けVirtual Desktopが発売