二次元コードとは、情報を格納するための符号化された図形を指します。一般的には正方形や長方形の形状で、図形の表面に黒や白の模様が配置されています。スマートフォンやスキャナなどのデバイスで読み取ることができ、読み取るとテキストやURL、連絡先、ウェブサイトへのリンクなどの情報にアクセスできるようになります。

二次元コードはバーコードに代表される一次元コードと比較して、より多くの情報を格納できるのが特徴です。一次元コードは水平方向の模様に情報を格納するため、限られた情報しか格納できませんでした。二次元コードでは水平と垂直の両方向の模様を配置することにより、一次元コードよりも多くの情報を格納できるようになっています。

例えば広告やポスター、商品パッケージなどに二次元コードを配置すれば、製品情報や割引クーポンを利用者に容易に届けるといった使い方が可能です。スマートフォンやカメラで容易に読み取れることから、さまざまな用途での活用も見込まれています。

情報提供元: DXマガジン_テクノロジー
記事名:「 二次元コード