今もなお猛威をふるう新型コロナウイルス。同居の家族が感染した場合は、全員が自宅待機となり、感染者と非感染者がひとつ屋根の下で過ごすケースも。既に自宅療養や自宅待機を経験した人も多いのではないでしょうか?

 家族の1人が感染した場合は、感染者は他の家族と完全隔離されることになりますが、トイレや洗面所・お風呂などは、共用で使用することが多く、完全な隔離が難しいですよね。

 そんなときに役立つ、家庭内感染を抑えるためのライフハックがツイッターに投稿されました。

 使用するのは、トイレットペーパーの芯のみ。芯をドアノブにスポッとはめることで、ドアノブに触れることなくドアの開閉ができてしまうライフハックです。

 投稿したのは、小学生の男の子と、未就学児の女の子のママである「酔さん」さん。お正月に自身が新型コロナウイルスに感染し、自宅療養期間があったとのこと。

 「夫と子どもにはうつしたくない」と考えていたところ、たまたまトイレットペーパーを使いきるタイミングが。高熱の中、この方法を思いついたそうです。

 隔離期間中に移動する際には「芯」をずっと持ち歩いていたため、家族からは「絶対に触ってはいけないお母さん専用のトレペ芯」と名付けられたそう。酔さんは、「こんなものが自分専用品になるのはちょっと情けなかったです」と振り返ります。

 筆者も自宅療養中の際、トイレや洗面所を家族と共用で使いましたが、高熱の中でドアノブを消毒するのは辛かった記憶があります。新型コロナウイルスだけでなく、インフルエンザやノロウイルスなどの感染症予防にも使えそうですね。

 なお、引用ツイートの中には「天才現る!(だがしかし我が家はALL引き戸)」といった声も。レバー式のドアノブのみにしか使用できませんが、覚えておきたいライフハックです。

<記事化協力>
酔さん(@Sui_Asgn)

(一柳ひとみ)

情報提供元: おたくま経済新聞
記事名:「 コロナ禍ならではの使い方!トイレットペーパーの芯を活用したライフハック