「検品してた」

 一言こうつぶやいたのはツイッターユーザーの「はな」さん。投稿された写真には自宅の床に座り込む、後ろ姿の赤ちゃんが写っています。

 その視線の先に並べられているのは大量のおむつ、おむつ、おむつ。「次はどれをはこうかな……」と言わんばかりに吟味する様子は、たしかに検品作業をしているように見えます!

 はなさんの息子さんは現在生後9か月。この時は、やけに静かにしているな、と思って見に行くと……真剣な様子でおむつを袋から取り出し、床に並べている息子さんの姿を発見しました。

 一枚一枚手に取り、丁寧に触り心地を確かめたり、ときどき頭の上に持ち上げて振ってみたりと、「検品」に余念がありません。真剣にチェックする姿はまるでおむつ職人のようです。

 息子さんの検品は実は今回が初めてではなく、おむつ以外にも、洋服やティッシュ、おもちゃなど、対象はさまざま。1歳を目前に出来ることが増え、色々なことに興味を持つことは、成長の証とも言えるでしょう。後片付けは親の役目なのが、少しつらい所ではありますが……。

 この光景に「おむつの検品作業は広げられてもすぐにサッと片付けられるので、むしろ検品するならおむつをぜひ……といった気持ちです。楽しくおむつの検品をしてくれればと思っています」と、はなさん。

 注意してやめさせるのは簡単ですが、せっかくの息子さんのモノへの興味。テープの誤飲など危険が及ばない以上は、温かく見守ることにしたそうです。

 なお、この後は15分ほど検品作業に集中していましたが、ごはんの時間になったので切り上げて食事へ。食後には自ら検品したおむつに履き替え、とても満足そうにしていたとのことです。

<記事化協力>
はな 初ママ9m←36w6d(10/1)さん(@kyoukaramozutto)

(山口弘剛)

情報提供元: おたくま経済新聞
記事名:「 おむつを一枚一枚丁寧に検品する赤ちゃん まるで職人のよう