歩いていると突然ダッシュで走って来て、足首をガブリ!猫のこの行動、本当にびっくりしますよね。



一体なぜ!と思うような行動を時々する猫。猫にとってみればそれなりに噛み付く理由があるのでしょうが、やられる方はたまったものではありません。



ある雑誌のアンケート調査によると、猫の噛み癖に悩んだことのある飼い主さんは45.4%。約半数にあたります。



今回は猫の行動の一番の「謎」、猫が突然噛み付いてしまう5つの理由について調べてみました。



 

■お腹が空いたから




ご飯が食べたい、遊んで欲しい、猫は自分の要求を通そうとする時、「ねえ、ちょっとすみません」という感じで噛んでくることがあります。



これは飼い主さんを噛めば自分の要求が通ると覚えてしまった猫の行動です。特にお腹が空いた時によく噛んでくる猫の場合は、毎日決まった時間にご飯をあげる、数回に分けてご飯をあげるなど工夫をするようにしてください。



 

■足の動きが気になるから




猫から見ると、人の動く足は狩猟本能をそそられるようです。特に飼い主さんが素足で歩いていると、匂いに酔ってより興奮することも。(猫はなぜか男の人の臭い足の匂いが好きという報告もあります。)



猫が噛み付いて来そうだ、と思ったら、猫じゃらしなど他のおもちゃで気をそらして見てください。

 



■撫でられすぎるのが嫌だから




猫は飽きっぽい動物です。大好きな飼い主さんに撫でて欲しい反面、あまり長時間のスキンシップは嫌がります。猫のやめて!のサインを見極め、さっと切り上げるのがコツ。猫が不機嫌のサインは



・ヒゲが前に向く

・耳が水平になる

・瞳孔が開く



の3つ。このサインが出たら撫でるのをやめましょう。



 

■歯がムズムズするから




子猫の中でも、特に生後3~7ヶ月くらいの時はちょうど歯が生え替わる時期でもあります。この時の子猫はなんとなく歯がムズムズして噛みつきたい衝動に駆られることもあるようです。



おもちゃなどを与えて、大人になっても噛み癖が定着しないように工夫してみてください。



 

■怖い!興奮してしまったから




猫は警戒心が強く、環境の変化が苦手です。いきなり大きな音がした時、突然の来客など、驚いたり興奮している時に触ろうとすると噛み付く場合があります。



興奮しやすい猫の場合は、室内にいつも猫が落ち着ける「隠れ家」を作っておき、興奮した時はできるだけ干渉しないようにそっとしておきましょう。





いかがですか。猫が突然ガブリ!としてしまう5つの理由。このどれかにあなたの愛猫ちゃんが当てはまるかも。



飼い主さんに知っておいて欲しいのは、猫は決してあなたが嫌で噛んでいるのではないということ。噛む、という行為は猫にとってコミュニケーション手段の1つ。それだけは覚えておいてくださいね。
情報提供元: 猫壱
記事名:「 猫の噛み癖に悩む飼い主は約半数。猫が噛み付いてしまう5つの理由とは