猫を愛するあなたの気持ちは本物です。猫が好きなものは?と質問されたら、あなたはきっとスラスラと答えられるはず。ご飯もきっと数種類のフードをローテーションしてあげているのかも知れません。



しかしそんなあなたの猫を愛する有り余る愛情が、もしかしたら猫をダメにしているのかも。猫が健康的に長生きできるかどうかは飼い主の猫への接し方が重要です。



特に毎日あげるフードにはきちんとした管理が必要なのではないでしょうか。今回は、飼い主さんがよくやりがちなご飯に対するNG行為をご紹介しましょう。



 

■飼い主がやりがちなNG行為:フードを目分量であげている






あなたは愛猫の体重と1日に必要なフードの量を把握していますか?同じ成猫でも、運動量の多い猫と少ない猫ではフードの量は違ってきます。



なんとなく猫のお皿の大きさに合わせてドライフードをザラザラとあげている。目分量で猫のご飯を与えている人は結構多いのでは?



最近増えている猫の肥満。どんなに質の良いキャットフードやダイエットフードでも、猫が欲しがるままに目分量で与えていると意味がありません。



猫に適切な量を目分量ではなくスケールなどで測って計量する習慣は、そのまま猫の健康へと直結しています。



 

■人間の食べ物をおすそ分けする




「本当にこれが好きね~。」



愛猫がせがむままに与えてしまう人間の食べ物。人間の食べ物をねだる猫ちゃんは多いようですが、猫の健康を考えると「適量」を守ってあげましょう。人間の食べ物は猫が食べ過ぎると健康を害するものも結構あります。



飼い主は可愛い愛猫にせがまれるとついついあげてしまいたくなる気持ちはわかりますが、積もり積もればそれは猫の体にはあまりよくない場合もあります。



できるだけ、栄養バランスとカロリーがきちんと考えられている「総合栄養食」をあげる方が安心です。



どうしてもあげたいなら、人間と猫の大きさの比率を考えて、10分の1程度の量にすると良いでしょう。目安としては、



・かつお節:塩分過多であげすぎは万病の元。ほんのひとつまみをフードにトッピングする程度にして下さい。



・焼き海苔:塩の付いていない海苔なら2分の1枚程度を、喉につかないように水でふやかしてあげると良いでしょう。



・刺身:これは猫が大喜びするおすそ分けです。しかしご褒美として1切れあげるよりも、小さなかけらを3切れ程度がおすすめ。もちろんわさびや醤油は厳禁です。





いかがですか。この2つの行為をやっている飼い主は結構多いような気がします。「その1口がデブの元」なのは猫も人間も同じです。



猫の健康を考えるなら、ちょっと気をつけた方が安心ですよね。
情報提供元: 猫壱
記事名:「 あなたのコレが猫をダメにしてるかも?猫の飼い主がやりがちなNG行為