我が家の猫はごはんをしっかり食べていても、しっかりお水をあげても、なぜか絶対にキッチンシンクに乗ってしまいます。

生ゴミなどの食べ物が毎回あるわけではありませんし、お水を張っている桶などがあるわけでもありません。

けど、料理をしたあとや猫が気になる匂いがしていたりすると必ずといっていいほどキッチンに乗り、シンクに入ってしまったりシンクの中を舐めようとしたり…。

なるべく生ゴミを置かないようにしていても、洗い物を置かないようにしていても、洗剤も置いてあるし漂白剤を使うことあり、キッチンシンクは『安全な場所』というわけではないでしょう。

しかも我が家にはまだ小さな幼児がいるため、すぐに洗い物ができないことや洗剤がシンクに残っているままのことも…。



シンクに入ってしまって困る!というお悩みは我が家だけの悩みではありません。

猫好きさんや猫壱のSNSなどで『猫がシンクに乗って困る』という話はよく耳にします。

どうすれば猫がシンクに入ってしまったり、キッチンに昇ってしまうことをやめさせることができるでしょうか?

方法をご紹介します!



 

◆乗った瞬間に水をかける


猫がシンクに乗る瞬間を押さえることができるなら、猫がシンクに乗った瞬間に霧吹きで水を鼻先にかけるのも効果的です。



『シンクに乗る=鼻が濡れて不快』



と猫自らが思ってくれれば、シンクに乗ることをやめるようになるでしょう。



しかし、この方法にはいくつか問題もあるんです。

『嫌なことがある』と猫に覚えてもらうにはまず『シンクに乗るたび』鼻先に水をかけなくてはいけません。

1日中猫を観察でき、いつでも行動出来るのであればいいですが、仕事があったりプライベートが忙しい飼い主さんには中々『1日中猫を見張る』のは難しいでしょう。

また、飼い主さんとよくお風呂に入る猫やお水が平気な猫にはほとんど効果はありません。



 

◆猫がいやがるものを置く






シンクに乗った瞬間に霧吹きで水をかける、のと同じ原理ですが『シンクに乗ったら嫌なことがある』と思わせることが猫に『シンクに乗ってはいけない』とわかってもらう近道です。



しかし、シンクに乗るたびに怒るだけではあまり効果はありません。

だからといって猫に痛い思いをさせるのも、猫が危険な目に会うようなものを置くこともしてはいけないでしょう。



猫には危険がなく、ちょっと嫌な気持ちになるもの…それは掃除用コロコロの粘着テープです。

多少足にペタペタと着くけれど、怪我に繋がるほどの粘着力はなく、踏んでしまうとちょっと不快に思うコロコロの粘着テープは『猫のシンク上り対策』にはピッタリのアイテムです。

粘着面を表にしてシンク回りに両面テープなどで固定すればOKなので細工も簡単。

ホームセンターやスーパーで売られている粘着力が強めのものよりも100均で売られている粘着力が弱めのものが猫には安全かもしれませんね。



 

◆蓋をする


猫が嫌がることをするのは嫌だ!という飼い主さんも少なくないでしょう。掃除用コロコロやお水を全くいやがらない猫だっているかもしれません。



そんな時は最終手段!

危ないものには蓋をしてしまいましょう。



実は我が家では現在蓋をしています。あまりにお粗末なのでお見せできませんが…。

プラスチックの板などで蓋を作る方や、アルミ製の蓋を注文する方などもいるようですが、我が家では100均で売られていたレジャーシートを料理台からキッチンシンクにまで敷いています。

レジャーシートの上に乗っても大丈夫なようにシンクの中に何か台を置く、両端には重しになりそうな重めのマグカップややかんなどを置き、めくれや猫が端から侵入できないようにする、などの多少の工夫は必要です。

が、簡単に洗えて干すのも簡単なのでかなり便利で楽!



猫に嫌な気持ちにさせたくない、見た目がいまいちでも構わない、という方にはレジャーシートの蓋は本当にオススメですよ。





キッチンシンクに猫が乗らないようにする、というのは猫への『しつけ』なのかもしれません。

『猫にしつけは難しい』『猫は好きにさせてあげたい』という意見もあると思います。

しかし、猫が危険な目に会う可能性がある場合には『猫にわかってもらう』こともある程度必要です。

また、我が家のように小さい幼児や赤ちゃんがいるお宅は『猫のためだけに行動する』ことはできませんし、キッチンをいつも綺麗に安全にしておくことは難しいでしょう。

猫にも『危ないことをしないようにさせる』ことは、必要なことです。



猫がキッチンシンクに勝手に乗ってしまい、困っている人はぜひ試してみてくださいね!
情報提供元: 猫壱
記事名:「 猫がキッチンシンクに乗るんです…orzやめさせる3つの方法