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ついでに、スタッフおすすめの犬のシャンプーやリンスも選んでおきましょう。
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犬のお風呂ですが、頻度はどのくらいでしょうか?分厚い被毛で覆われている割には、犬の皮膚はたいへんデリケートです。皮膚そのものの厚みは、人間の4分の1ほどです。したがって人間のシャンプーなどは洗浄力が強すぎ使えませんし、週1くらいの頻度が限界といえます。せいぜい2週間に1回程度で大丈夫です。そのため、犬用のドライシャンプーも市販されています。特に犬の被毛は、皮膚の保護にもなっているので、キチンと頻度は守ってください。お尻の汚れ、手足の汚れはウェットティッシュ、あるいは濡れタオルで充分です。
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①体がすっぽり入るような容器を用意する
②お湯は足の半分くらいまでで、伏せても顔が漬からない高さに入れる
③お湯の温度は犬の体温に合わせて35度前後
④顔の周りは濡れタオルを使い、お湯で固く絞ったもので拭く。原則的に顔にお湯はかけませんし、シャンプーも使わない。
⑤洗い方は、背中からおなかに向かって、首の後ろから尾にかけて洗う。(毛の流れに沿って)
⑥犬用のシャンプーは泡立ちが弱いですから、犬用のシャンプーブラシを使うのも可
⑦すすぐときは、背中から胸、前足、おなか、後ろ足、しっぽの順で、顔は拭くだけ
この動画では、プロがやっているので、顔も洗っていますが、飼い主さんが行うときは、細心の注意を払ってください。非常にわかりやすい解説ビデオなので、ぜひ参考にしてください。
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最初はなかなか難しいのがドライイング(乾かし方)です。まずはタオルを使います。前出の動画にも最後にありますが、ざっくりと拭いてあげます。この時ブラシを使ってはいけません。長毛種ではかえって被毛を痛めます。
ここで、先ほどと同じように、解説動画をご紹介しましょう。
ここで、注目してほしいのは「ドライヤーの音」です。それと自宅でやる場合は両手がふさがることです。そこでこの動画では面白いアドバイスがありますが、それ以外に壁に上手にフックで固定するといった方法があります。耳からドライヤーの音を離すことも大切です。それとこれが一番重要ですが、この動画のトリマーさんは、犬の顎を常に離さない点です。これが急な犬の動きを抑えることになるのです。シャンプーの時も、いたるところで犬の頭をつかんでいます。これがコツです。
犬のお風呂はお湯につかるというより、洗うほうがメインになります。人間の場合は、お風呂後もパジャマに着替えますが、犬は体を乾かさないと体温が下がります。犬のお風呂で十分に注意していただきたい点です。