柴犬の顔立ちの特徴とは

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柴犬は祖先といわれるオオカミに最も近い顔立ちをしているのが特徴です。つぶらな瞳にピンと立った耳、キリリとしたシャープな顔立ちがキツネによく似ていると感じる方も多いことでしょう。キツネ顔の柴犬は、顔が面長で額から鼻筋にかけてもラインが浅いのが特徴です。また、体もスリムで全体的にスタイリッシュな体つきをしています。

しかし実は、柴犬はいわゆる「キツネ顔」だけでなく、「タヌキ顔」と呼ばれる顔をしている種類もいます。近年人気を集めている柴犬はのほとんどは、この「タヌキ顔」をしているタイプのようです。

タヌキ顔といわれる柴犬は、タヌキのように顔立ちが丸く、鼻や頬も丸みを帯びているのが特徴です。キツネ顔の柴犬とは違って首も太く、がっしりとした体格をしています。全体的に顔も体つきも丸いので、可愛らしい印象を受けるのがタヌキ顔の柴犬です。マメシバもタヌキ顔のタイプに入ります。

柴犬のほっぺがよく伸びるのはどうして?

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柴犬は笑っているような表情を見せたりするなど、表情豊かな犬種として知られています。さまざまなチャーミングポイントを持つ柴犬は、ほっぺがお餅のようによく伸びる姿も可愛らしいと、今やSNS上でもその姿が大人気となっています。

柴犬のほっぺの皮膚がよく伸びるのは、外敵から身を守るためであるといわれています。柴犬に限らず、犬はほっぺ周辺の皮膚がよく伸びるようにできています。他の動物や犬に攻撃されて噛まれた時に、それが致命傷となって命の危険とならないよう、特に首周辺の皮膚は伸びやすくなっているようです。

猫もそうですが、母犬は生まれたばかりの子どもを安全な場所に移動させる際に、首の部分をくわえて運びます。首周辺の皮膚が伸びるようにできているので、母親がくわえても傷を負わないようになっているわけです。動物にとって、顔や体の皮膚が伸びることは非常に大切な役割を果たしていることが分かります。

ほっぺ以外にもある!犬の皮膚が伸びるパーツとは?

犬の皮膚が伸びるのはほっぺだけではありません。他にも皮膚が伸びるパーツがあります。例えば、耳は伸びやすい部分です。耳の裏は特に伸びやすく、この部分をマッサージしてあげると犬も喜びます。

また、背中の皮膚も伸びやすいパーツです。決して太ってたるんで伸びているわけではなく、やはり外敵から身を守るために伸びやすい場所なのだと覚えておきましょう。

ほっぺが伸びる他の犬種

ほっぺが伸びやすいのは柴犬だけではありません。他にも皮膚が伸びやすいのは以下に挙げる犬種です。



  • バセットハウンド
  • レトリーバー
  • ダックスフンド
  • パグ
  • フレンチブルドッグ
  • ブルドッグ
  • シャーペイ


ブルドッグ系は顔にたくさんのしわがあるのが特徴ですので、皮膚も伸びやすそうですよね。反対に、ドーベルマンやブルテリア、グレイハウンドといったシャープな顔つきと体をしている短毛の犬種は、皮膚も伸びにくいようです。


情報提供元: mofmo
記事名:「 柴犬のほっぺがよーく伸びるのはなぜ?柴犬の皮膚の不思議に迫る!