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馬肉や白身魚など寄生虫の心配のない食材を選ぶのも最適です。生であげる場合は新鮮なものを日にちが経過しているものに対しては、しっかり火を通し、冷ましてからあげることが重要となります。
市販のドッグフードを与えているなら、良質な動物性タンパク質が使用されているものを選ぶようにしましょう。また成分表でタンパク質の割合が高いものを選ぶこともできます。
ワンちゃんにはしっかりとタンパク質を与え、被毛を維持するための栄養素をしっかりと取り入れてもらうようにしましょう。
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脂質は控えるべきというイメージをもっている方も多いのではないでしょうか?
ところが、脂質は身体全体の健康、特にみずみずしい肌や滑らかな毛並みを維持するためには欠かせない栄養素なのです。質の悪い脂質をたくさん摂取してしまうと、肥満に繋がりますし、病気にもなりやすくなるでしょう。
大切なのは、質の良い脂質をある程度摂取することです。特に必須脂肪酸と呼ばれるものを体内に取り入れるようにしましょう。
必須脂肪酸にはオメガ6脂肪酸やオメガ3脂肪酸がありますが、ワンちゃんの食事にはオメガ3脂肪酸が不足することが多く、できるだけオメガ3脂肪酸の摂取を心がけると良いでしょう。
・脂溶性なので取りすぎに注意が必要
必須脂肪酸には皮膚や毛並みを良くするだけでなく、ワンちゃんの血流をよくしたり、動脈硬化を予防したりする効果もあります。
積極的に良質な脂質を摂取するようにしましょう。もちろん必要以上に摂取するならオーバーカロリーとなってしまい、健康を害するので、程度をわきまえることは大切です。
オメガ3脂肪酸は魚油やアマニ油に含まれていることで有名です。魚を与えると魚油も同時に摂取することができますから、原料として魚油や魚肉が含まれているドッグフードを選ぶと良いでしょう。
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またビタミンが不足してしまった場合はワンちゃんたちの毛並みに悪影響が及びます。ですから、ごはんから十分ビタミンを摂取するように心がけてください。
特にビタミンAやビタミンEなどはワンちゃんの皮膚と被毛の健康を保つために欠かせません。またビタミンB群の1つであるビオチンもタンパク質の活用をサポートするものとなっています。
ドライフードを与えているワンちゃんたちは基本的にビタミンが不足することがないかもしれません。しかし、粗悪なドッグフードや手作りごはんではビタミンをバランスよく摂取することができず、毛並みに影響を与えてしまうかもしれません。
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毎日のごはんに十分な栄養が含まれていてもしっかりと消化吸収できていないなら、効果は半減してしまうでしょう。また腸内環境が悪化するなら免疫力が下がってしまうので、それに伴い皮膚や被毛も悪影響を受けてしまうことがあります。
ワンちゃんの毛並みを美しく保ちたいなら、栄養だけでなく、腸内環境を良い状態に保つことにも注意を向けるようにしましょう。
ワンちゃんの腸内環境を知りたいなら、うんちを観察することです。軟便や下痢が続いているようであれば、腸内バランスが崩れているのでしょう。またワンちゃんの口臭がひどい場合も腸内バランスが崩れている可能性が高いでしょう。
適度な食物繊維、乳酸菌、オリゴ糖などを与えることで腸内環境を整えることができるかもしれませんね。安定した、消化吸収環境を作ってあげるようにしましょう。